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「ひろしま『ひと・夢』未来塾」のプロフェッショナルコース第4回講座(平成28年9月15日~16日)を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月30日更新

シンボルマーク
 「ひろしま『ひと・夢』未来塾」のプロフェッショナルコース第4回講座を開催しました。今回は1泊2日の宿泊研修で,
物産館みわ375(三次市三和町上壱2098-1),広島ふるさと村 みわの里(三次市三和町上板木393),夢工房ねむの木
(三次市甲奴町本郷1215-1)で現地見学や講義・ワークを行いました。

1日目 現地見学・講義

 昨年度の未来塾プロフェッショナルコースの塾生である片岡誠さんから昨年度の未来塾で作成したプランの内容と
その後の動きについて説明していただき,片岡さんが代表取締役を務める有限会社みわ375が運営する地域特産品
加工施設「物産館みわ375」を見学させていただきました。

 片岡さんは,もともと地域の規格外の野菜を集めて販売する取組をされていましたが,だんだん野菜が集まらなくなり,
その原因を調べていくと,野生鳥獣による農作物被害が拡大し,収穫が減ったり,農業者の意欲が低下して野菜を作ら
なくなっていることが分かったそうです。有害鳥獣を捕獲し,地域の食資源として活用できれば,鳥獣被害対策のコスト
低減に役立つだけでなく,対策に関わる人の意欲を向上させることが期待できると考え,獣肉処理施設の視察・聞取
調査等を行われましたが,鹿肉はロースやモモなど精肉として販売できる部位が少なく,廃棄する部位が多いことや,
1頭あたりの販売価格が約15,000円と低額であることなどが判明し,これまで廃棄していた部位をペットフードとして活用
することで,鹿1頭あたりの販売価格を約51,000円に引き上げることを目指すプランを作成し,昨年度の未来塾で
最優秀賞を受賞されました。その後,三次市のがんばる地域・産業施設整備支援事業を活用して,獣肉処理施設
加工場を整備に着手され,最近,加工場が完成したそうです。これから本格稼働が始まるとのことで,今後の地域での
活躍が期待されます。

講義1

1日目 講義・ワーク

 広島ふるさと村みわの里へ移動し,株式会社PubliCoのコンサルタント堤さんの全体説明・進行で講義・ワークが始まり
ました。最初に,事前課題として作成してきた中期事業計画を塾生(団体)同士がペアとなって相互レビューを行いました。
その後,株式会社PubliCo CEOの長浜さんの事業開発の講義と,株式会社PubliCo COOの山元さんの資金調達の講義
が同時開催され,塾生たちは現在の進捗状況に応じていずれかの講義を選択して受講しました。

 その後,長浜さんと山元さんから各団体ごとにきめ細かな個別指導が行われました。そして,個別指導でのアドバイスを
参考に,塾生たちは翌日発表するアクションプランを夜中までかかって作成しました。

講義2 プラン作成

2日目 アクションプランの発表

 1日目に夜遅くまでかかって完成させたアクションプランの発表が行われました。塾生は各団体の発表を聞いて,
良かった点,アドバイスを付箋に書いて発表団体に渡し,今後のプランブラッシュアップに役立ててもらいました。
 発表後,各団体において他団体の発表からの学び・気付き等について話し合いを行い,最後に,明日から取り組む
ことを各団体1分で全員へ宣言しました。

プラン発表

2日目 講義

 三次市甲奴町にある夢工房ねむの木へ移動し,地域で事業を興したり,地域の祭りを復活させるなど
地域活性化に繋がる様々な取組を実践されているNPO法人地域活性化プロジェクトチームGANBOの小川治孝さん
から,これまでの経緯や地域への思いなどを語っていただきました。

 小川さんは大正時代に創業した有限会社小川モータースの4代目社長。小川モータースは自転車の販売修理から
始まり,二輪車,自動車,燃料の販売と事業を拡げ,地域の人々の生活・仕事に欠かせない「足」を支える存在として
地域に根を下ろしてきたそうです。小川さんは大学卒業後,県内の自動車ディーラーに就職されましたが,2年後に
父から地元に戻るよう言われ,不満を持ちながら地元に帰り4代目社長に就任されました。地元に帰った翌年,
自社が経営するガソリンスタンドのタンクが老朽化等により破損し,約5,000リットルものガソリンが地中に漏れ出す
大事故を起こしてしまい,「廃業」の2文字が頭をかすめ,地元に申し訳ない気持ちでいっぱいだったところ,地元の
方々が報道関係者や漁業関係者への対応を手伝ってくれた上,店を継続するよう励ましてくれたそうです。この出来事
から曾祖父の代からの地域との関係,信頼を自分も引き継いでいることを自覚し,この町で生きて,この町に骨を埋める
覚悟をされたとのことです。そして,地元にどう恩返しをするか,地域のために何ができるかを真剣に考えるようになり,
雇用を生み出せる製造業を地元に作りたいとの思いから,洗浄とワックスがけを同時に行える液体コーティング
カーシャンプーを開発し,今では全国規模で売れるヒット商品になっています。また,平成24年3月にはNPO法人
地域活性化プロジェクトチーム「GANBO」を立ち上げ,甲奴町の資源と魅力の掘り起こしに取り組み,売り物にならない
規格外のアスパラガスをパウダーにして販売したり,遊休農地を活用したコメ作り体験などを行われています。
 地域経済を活性化させる方法として,大型の雇用が見込まれる工場を誘致するなど「大きな箱」をつくる発想が一般的
ですが,小川さんはむしろ「小さな箱」をたくさん生み出せる環境づくりが重要と考えているとのこと。10個の事業を興して
それぞれが4~5人の雇用を生めば,50人の雇用が生まれます。成果を求めて焦ることなく,今後も地道な取組を続けて
いきたいと決意を語られました。
 小川さんの地域への熱い思いや地域の人たちを巻き込んで困難と思われることも次々と実現される行動力に圧倒
されながら,塾生たちは熱心に耳を傾けていました。

2日目講義

今後の講座情報等

講座概要については,次のパンフレットをご覧ください。 
平成28年度「ひろしま『ひと・夢』未来塾」塾生募集パンフレット (PDFファイル)(1.78MB)

各講座の開催時刻,会場については,変更となる場合もありますので,最新情報については,フェイスブック
ページをご覧ください。
https://www.facebook.com/hiroshima.hitoyume.miraijuku?ref=bookmarks

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