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匠の目を再現!日本の製品品質を支える画像処理企業!!(株式会社イノテック)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年10月16日

「商品+思いやり」 これが信頼のアルゴリズム!!

株式会社イノテック1

 日本製品の品質を支える製品検査。設計された値と製品の大きさが合っているか、不純物が混ざっていないかなど、時にはミクロン単位での精度が求められます。これまでは「匠の目」が製品検査を支えてきました。熟練の技術者がその技術と経験で検査していたのです。しかし、近年団塊の世代の退職が進んでいることや派遣制度の導入などにより、その技術は伝承されにくくなっています。そこで、これまで匠の目で行っていた、製品が決められた設計値と合っているかの測定を、画像処理で行う技術が生まれました。
 株式会社イノテックは、そんな画像処理ソフトを開発する企業の一つ。高速寸法測定システム「Ex Measure」は、一瞬で最大200箇所の測定が可能です。イノテックのソフトウェアによって、匠の目が再現されただけでなく、人がひとつひとつ検査していたことが一瞬で行えるようになりました。
 ユーザーのニーズに合わせたソフトウェアを、特注で開発し提供することも事業の柱の一つです。売り上げを維持するためには、いかにリピート受注がもらえるか、ということが重要になってきます。イノテックは、ソフトウェアの仕上がりにある工夫をすることで、信頼される製品をつくり続けています。その工夫とは「商品に思いやりをプラスする」こと。単なる請負会社として仕様書通りの製品を作るのではなく、お客さんと打ち合わせをしながら、お客さんの言葉から要求をくみ取り、形にしていきます。ユーザーの要求以上に使いやすく、仕上がったものを提供することがイノテックの信条です。
 「商品に思いやりをプラスして入れることを大前提として、リピートがもらえる商品を目指したい。」
 イノテックのソフトウェアには、思いやりというアルゴリズムが組み込まれてます。

イノテックだけのソリューション!一つのソフトに一つの特許を!!

株式会社イノテック2

 画像処理の国内市場は、それほど大きくはありません。特にイノテックのように、産業分野で活躍する寸法測定ソフトは、他社との競争がより激しくなっていくことが予想されます。国内の製造業が海外に生産拠点を移し、画像処理の国内需要が増えにくくなってきているためです。このような状況において今後も企業として成長を続けるためには、グローバルに事業を展開することが必要になってきます。
 「一つのソフトに一つの特許を」
 大企業や数ある競合他社に負けないために、イノテックは特許技術を唯一無二の武器としました。一つのパッケージ商品には一つ、特許技術を用いることを会社の姿勢とし、現在販売するソフトのほとんどには特許技術が使われています。匠の持つ感覚をアルゴリズムに変換していくことで、これまでになかった新しい技術を生み出すことがイノテックの強みです。この技術を特許登録することにより、他社にはまね出来ない製品で大手メーカーと対等に競争することができます。さらにはそうした大手メーカーからソフトの開発を請け負うことも多く、高い評価を得ています。

高齢社会に向けて。医療分野での挑戦!

株式会社イノテック3

 さまざまな戦略によって売り上げを伸ばしてきたイノテックですが、2008年、リーマンショックによって売り上げが大幅にダウンしました。事業を続けていけるかどうかの瀬戸際に立たされたとき、イノテックがとった起死回生の一手が、医療分野への進出だったのです。
 それまで産業分野で品質管理を補佐するソフトウェアを開発してきたイノテックでしたが、産業分野より景気の影響を受けにくい医療分野への進出を考えていました。そこに、東京大学から医療用ソフトウェア開発のため、特許を買わないかと持ち掛けられます。イノテックは社運をかけ、東京大学と共同開発を始めました。
 そして完成した「KOACAD」は、変形性膝関節症の診断を支援するソフトウェアです。変形性膝関節症とは、関節の軟骨がすり減ることで痛みなどを引き起こす病気ですが、その診断には明確な基準がなく、従来、医師が目で見て経験を頼りに診断していました。そのため医師によって診断が変わることもあり、客観的な指標が求められていました。KOACADはレントゲン画像から全自動で膝関節の隙間を測定し、誰が見ても分かりやすい形で測定結果を提示します。膝の隙間が何ミリなのか正確に把握し、客観的な診断が可能となったのです。KOACADは優れたソリューションを選ぶMicrosoft Innovation Award 2010において最優秀賞を獲得し、高い評価を得ています。今年7月に医療機器として認定され、これからまさに普及しようとしています。
 高齢社会のためより成長が見込める医療分野において、KOACADを機にイノテックは、医療用ソフトウェアの開発に挑戦し続けます。

企業データ

株式会社イノテック4

■ 企業名:株式会社イノテック
■ 業種:ソフト開発・販売/ハードウェア設計/光学機器販売
■ 事業内容:画像処理ソフト、測定支援システムの開発・販売 測定に関わるハードウェア製作
■ 従業員数:9名
■ 所在地:本社分室 〒732-0825 広島市南区金屋町2-15 KDX広島ビル2F
■ ホームページ:http://www.inotech.co.jp/index.html外部リンク

※この記事は,2015年9月の内容です。最新状況は変化している場合がございます。

大学生記者の紹介

株式会社イノテック5

・参加した動機
普段から動画を制作しており、また企業へのインタビュー取材にも興味があったから

・取材して感じたこと
大手企業だけでなく中小企業も含めて、私たちが思っていたよりも将来の選択肢はずっと広い

【大阪大学3年生・桑室,大阪大学2年生・秋山】


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