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四川省の概要 

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年4月1日更新

四川省の概要

中国四川省の位置

※重慶市は平成9年(1997年)に直轄市に移行し,四川省から分離しました。

 

 

項目

内容

位置        

中国南西部

地勢     

西部は川西高原,東部は四川盆地

 

四川盆地に4つの川が流れていることが,四川の名の由来。豊かな水と肥沃な土地に恵まれ,「天府の国」と呼ばれる農業大省。年間通して曇天が多い。夏は蒸し暑く、冬はさほど気温が下がらない。

面積    

約488,000平方キロメートル

人口    

8724.6万人(2004年末)

省政府所在地

成都市

気候・成都

亜熱帯湿潤季節風気候。温暖,湿潤で,四季があり,年平均気温は約16℃。

 

主要都市

自貢,綿陽,涼山州(西昌),南充,楽山,徳陽,雅安,内江,攀枝花など

URL

四川省人民政府 http://www.sc.gov.cn/
四川省人民政府外事弁公室 http://www.scfao.gov.cn/

(いずれも中国語,外部リンク)

鉱産資源

天然ガス,石油,カルシウム,硫酸ナトリウム,蛍石,硫酸鉄鉱

経済・産業

 古くからの農業大省。科学技術分野でも中国南西部の中心地であり,航空,ロケット,原子力,電子,高分子材料,電気機械,化学などが盛んである。カラーテレビの「長虹」,動物飼料を中心とした企業グループ「新希望集団」,電子の「托普」など中国でも有名な企業が多い。 特に最近は「西部大開発」(※注1)の中心地域の1つとして発展がめざましく,トヨタ,イトーヨーカ堂などの日系企業のほか,シーメンス,モトローラやカルフールなど多くの外資系企業が進出している。
 なお,蜀錦・四川刺繍・漢方生薬・銘酒・銘茶・竹細工等が特産品

歴史・人物

 四川省の省都である成都は三国志の舞台として有名。三国時代には劉備玄徳が成都に「蜀」の国を興し,諸葛孔明とともに活躍した。唐代に詩聖として名高い杜甫が住んで詩を作った「杜甫草堂」も公開されている。 また,広安市は文字小平の出身地であり,2004年には文字小平生誕100周年記念行事が開催される。
 なお,中華人民共和国建国後の中ソ対立,ベトナム戦争などの影響から,1960年代に重工業の中心を内陸に移す政策(三線建設)が進められ,四川省は産業の中心となった。

観光・文化      

 四川省には4つの世界遺産(九寨溝,黄龍,青城山・都江堰,楽山大仏・峨眉山)のほか,三星堆遺跡やパンダ自然保護区・研究施設,恐竜博物館をはじめ多くの観光資源があり,観光地としての人気が高い。特に,「四川省はパンダの故郷」と言われ,中国のパンダの80%がここで棲息している。研究施設(臥龍自然保護地区やパンダ基地など)が一般公開されている。また,麻婆豆腐や担担麺,火鍋,回鍋肉など,唐辛子と山椒の効いた四川料理は有名である。 なお,四川省には,多くの少数民族が生活している。中でも,彝(イ)族は最大の少数民族で,自治州がある。

教育

 特に都市部では四川大学などの重点大学をはじめとする高等教育機関が多く,科学技術者など優秀な人材を輩出している。

交通

 成都は交通の要衝であり,「成都―重慶」や「成都―昆明」などを結ぶ5本の幹線鉄道が走り,成都空港は中国の6大空港の1つとなっている。福岡や成田,関西空港への直行便も就航している。なお,中国主要都市の中でも自動車保有台数が特に多い地域であり,成都を中心として省内各地へ伸びる高速道路も整備されている。 

 

※(注1)西部大開発とは,東部沿海地域から西部地区へ開発の重点を移行させ,地域間の経済的不均衡の是正,民族の団結と社会の安定,辺境防衛の強化を図るという中国政府の発展戦略。基礎となるのは,1980年代に文字小平が提起した「東部沿岸地域を優先的に発展させ,その後,発展の遅れた地域を支援して,経済格差を是正する。」という考え方で,中国政府の重点事業となっている。具体的には,公共事業などによるインフラ建設,国内外の企業に対する投資優遇政策による科学技術の発展,専門的人材教育の充実,産業構造の調整,生態環境保護などがある。

 

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