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働き方改革&女性活躍 取組アイデア集

既に取り組みたいテーマは決まっているが、「取組を効果的に進める方法が分からない」「取組の言葉自体は聞いたことがあるが、内容はよく分からない」といったことはないでしょうか?
そんなときにヒントになる、県内企業の皆様が実際に導入した代表的な取組アイデアについて、取組テーマ別にポイントを紹介します。自社の取組にぜひご活用ください!

長時間労働の削減

【取組アイデア1】多能工(マルチスキル)化 取組解説(実践企業事例)PDF

1人で複数の業務や工程を遂行する技術を身につけた従業員のことを「多能工(マルチスキル)」と呼び、そうした人材を教育・訓練する仕組みを「多能工(マルチスキル)化」と呼びます。 

《県内の実践企業での主な成果》
  • 業務が集中する特定のスタッフの負担軽減や残業抑制ができたほか、チームワーク向上で、誰もが休みを取りやすい職場になった。
  • 新たなスキル・知識の習得による、従業員の育成やモチベーションアップにつながった。
《このような企業にオススメ!》
  • 一部の従業員に偏った負担を軽減したい
  • 従業員の育成とモチベーションアップを図りたい
  • 変化に強い組織を作りたい(リスクヘッジ)

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ユニバーサルポスト」「優良事例2:二村自動車株式会社」

【取組アイデア2】チームの底上げ(能力開発) 取組解説(実践企業事例)PDF

チームで仕事をする場合、特定のスキルや知識を持った人に仕事の負担が掛かり、長時間労働に陥るケースがあります。このような問題に対処するためには、個人単位のキャリアプランや段階的なOJT研修による能力開発だけでなく、チーム単位で求められている能力や知識を明らかにし、チーム全体の能力と生産性の底上げを行うことが重要です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • チームや個人にとって、習得すべきスキルの優先順位が明確になったことで、短期間でチーム内での技術力の底上げにつながった。
《このような企業にオススメ!》
  • チームメンバー間での残業時間の偏りを改善したい
  • お互いがサポートし合える職場にしたい
  • チームに必要なスキルや能力を明らかにしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:テクノス三原株式会社」

【取組アイデア3】職場の連携強化取組解説(実践企業事例)PDF

職場連携が強い組織は、生産性を高め、会社の付加価値や強みを引き上げます。連携強化のポイントは、連携を妨げている壁(原因)を明確にすると同時に、連携を図るための小さな改善運動を積み重ねることです。お互いが協力しながら業務改善に取り組むことでチームワークが芽生え、組織が活性化していきます。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 現場の従業員は他部門との接点が少ないため、社内インターンシップを実施して相互理解を促した結果、部門間での業務連携が始まった。
《このような企業にオススメ!》
  • お互いがサポートし合える職場にしたい
  • チームの問題解決能力を向上させたい
  • チームの生産性を高めたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ポップジャパン」

【取組アイデア4】会議運営の見直し取組解説(実践企業事例)PDF

会議は「意思決定」「アイデア出し」「情報交換」など様々な目的で日常的に行われていますが、運営方法を間違えると、時間の浪費やモチベーションの低下につながり兼ねません。このため、より効率的で有意義な会議にするためには、それぞれの会議の趣旨・目的に合わせて、運営方法を見直す必要があります。

《県内の実践企業での主な成果》
  • これまで発言がなかったメンバーからも活発に意見が出され、新たな視点での改善アイデアが出された。
《このような企業にオススメ!》
  • 無駄な会議をなくし、会議時間を短縮したい
  • 課題解決など、実効力のある会議をしたい
  • 全員参加型の会議をしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:広合化学株式会社」

【取組アイデア5】組織全体での業務改善取組解説(実践企業事例)PDF

仕事は部署間の連携で成り立っており、業務改善において大切な視点が「全体最適」の考え方です。組織全体の流れを止めているボトルネックとなる業務や部署を探し出し、そこに必要な手を打つことで、全体最適化を図ります。これにより作業待ちの待機時間が減り、時短や生産性の向上につながります。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 横串委員会で部署を超えた業務上の問題を見える化し、工程や役割分担等を改善することで、受注から納品までの流れがスムーズになった。
《このような企業にオススメ!》
  • 組織全体で効率化に取り組みたい
  • お互いがサポートし合える組織にしたい
  • 部署間の問題を明らかにしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:テクノス三原株式会社」

【取組アイデア6】減らす業務の見える化取組解説(実践企業事例)PDF

単に残業時間を制限するだけでは、重要業務に充てる時間まで削減されてしまいがちです。本質的な業務改善を伴わないノー残業デー等の取組は、短期的に成果が出たとしても、長期的には形骸化する場合もあります。ここでは、業務時間を可視化することで、「無駄な時間」や「確保すべき時間」を整理する手法を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 予定と実績時間で大きな乖離がある業務の可視化を契機に、個人やチームが日々の効率的な仕事プロセスを考える習慣づけができた。
《このような企業にオススメ!》
  • 各自で効率的な時間の使い方を意識させたい
  • チームが抱えている非効率な業務を発見したい
  • 「多忙で時短できない」との声に対処したい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ユニバーサルポスト」「優良事例2:株式会社マエダハウジング」

【取組アイデア7】業務分析による効率化 取組解説(実践企業事例)PDF

見直しが必要な業務の実態を客観的に把握し、業務改善につなげる手法のことを「業務分析」と言います。ここでは、業務タスクの洗い出し・偏りの分析から時間の使い方を戦略的に見直す「重要度・緊急度のマトリクス分析」と、課題の根本原因を絞り込む「要因分析」の解説、取引先のランク付けから訪問内容を見直す「ABC分析」の実践事例を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 営業活動の優先順位を明確化して訪問計画を見直すことで、重要顧客との商談時間を多く確保できるようになった。
《このような企業にオススメ!》
  • 業務が習慣化し、問題点が掴めない
  • 業務改善したいが、具体的方法が分からない
  • 課題が大きすぎて、すぐに対策できない

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社体育社」

【取組アイデア8】仕組み化(標準化)取組解説(実践企業事例)PDF

いつ、どこで、誰がやっても同じ成果が出せるような手法やプロセスを構築することが「仕組み化」のポイントです。定型業務を誰でもできるようにしておくこと(標準化)は、コスト削減につながるだけでなく、急な従業員の退職や取引量の増減にも対応できるため、事業を安定的に行う上でも必要不可欠な施策です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 顧客ニーズの高いリフォーム内容のパッケージ化で、標準提案レベルが均一化され、経験の浅い従業員でも高品質なリフォーム提案が可能になった。
  • 生産工程での作業マニュアル作成等による標準化で、一部の従業員に偏っていた負担が軽減され、安定した生産供給体制が図れた。
《このような企業にオススメ!》
  • 急な人員減にも対応できる組織を構築したい
  • 一部の従業員に偏った負担を軽減したい
  • 単純作業のミスを無くしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社マエダハウジング」「優良事例2:株式会社ポップジャパン」

【取組アイデア9】商慣行の見直し取組解説(実践企業事例)PDF

商慣行は、取引当事者間の長年の取引経緯や先例によって形成されるものです。かつては効率が良く有効であったこと、公平で妥当であったことも、時代や社会の変化に応じて見直すべきものも少なくありません。単に慣例を廃止し、ムダを無くすことだけを目的とするのではなく、取引先や顧客との関係構築・強化の観点から、従来の方法を見直してみることが重要です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • これまで「当たり前」であった訪問の営業スタイルを変えること(常時対面の発想転換)で、業務の効率化と迅速な顧客対応が可能になった。
《このような企業にオススメ!》
  • 社内だけの効率化の取組に限界を感じている
  • 長年の仕事のやり方を見直したい
  • 取引先や顧客と適正な関係を築きたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社体育社」

【取組アイデア10】ノー残業デーの見直し 取組解説(実践企業事例)PDF

ノー残業デーは、1日の業務手順の見直しや、ワーク・ライフ・バランス確保の効果的な施策ですが、取組が浸透せずに形骸化したり、業務が単に翌日に繰り越されるだけなど、効果的な活用ができていないケースも多く見受けられます。ここでは、ノー残業デーを運用する上でのポイントと、チームで協力しながら取り組む事例を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • ノー残業デーに合わせて、チーム全員が外出せずに業務改善会議に参画して、会議終了後の定時退社と業務改善の進展を同時に実現。
  • 総務部門と各事業部門との連携により、ノー残業デーに定時退社を促す仕組みづくりを積み重ねることで、従業員の時間管理意識が向上。
《このような企業にオススメ!》
  • ノー残業デーの制度が形骸化している
  • ノー残業デーの翌日に業務が集中してしまう
  • 「ダラダラ残業」の社内風土を改善したい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:平和建設株式会社」「優良事例2:テクノス三原株式会社」

【取組アイデア11】勤務間インターバル制度取組解説(実践企業事例)PDF

勤務間インターバル制度は「前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間に一定時間の休息を確保」するものです。この制度は、単に従業員の労働時間短縮を目的としているのではなく、従業員の働きすぎと疲労の蓄積を防止する手立てとして有効であり、勤務時間中の集中力を高め、ミスの防止にもつながります。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 「勤務間インターバル制度」・「早朝勤務制度」・「退社促進制度」を3点セットにして取り組むことで、長時間労働を大幅に削減。
《このような企業にオススメ!》
  • 長時間労働に歯止めをかけたい
  • 従業員の健康維持を図りたい
  • 勤務時間の集中力を高めたい

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「優良事例1:東洋電装株式会社」

【取組アイデア12】深夜残業の抑制と早朝勤務の奨励取組解説(実践企業事例)PDF

勤務が深夜に及ぶと疲労も大きくなりがちで効率的な働き方の妨げにもなります。人によっては、心身がすっきりした早朝の時間帯は、夜の残業に比べて、より集中力が高まり効率的な業務遂行が期待できます。ここでは夜型から朝型勤務に切り替えるためのポイントとその成功事例を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 「勤務間インターバル制度」・「早朝勤務制度」・「退社促進制度」を3点セットにして取り組むことで、長時間労働を大幅に削減。
《このような企業にオススメ!》
  • 従業員の仕事に対する集中力を高めたい
  • 従業員が健康的に働ける職場を作りたい
  • 「ダラダラ残業」の社内風土を改善したい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:東洋電装株式会社」

【取組アイデア13】残業削減分の還元取組解説(実践企業事例)PDF

従業員にとって時短の取組は、生活時間や休息時間を確保できる一方で、残業手当の収入が減ってしまうという不安や不満もあります。「残業削減分の還元」の取組は、こうした従業員の不安や不満を軽減でき、時短に対するモチベーションを高めたり、チーム全体で成果を出す働き方への意識付けに有効な手立てです。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 取組初期に“残業削減分は全従業員(個人でなく全員)一律に還元”を社長宣言することで、従業員の取組意欲(チーム貢献意識)が向上。
《このような企業にオススメ!》
  • 残業代が減るという従業員の不満を解消したい
  • 従業員の時短に対する取組意欲を高めたい
  • 個人でなくチームで成果を出す働き方に転換したい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:テクノス三原株式会社」

【取組アイデア14】残業申請手続き(残業管理)の見直し取組解説(実践企業事例)PDF

残業の事前申請は適切な労働時間の把握のために必要なことですが、「手続きが面倒だ」など従業員からの指摘もよく聞かれます。そのため申請の目的や意図などの認識を合わせ、「残業時間の把握」にとどまらせない工夫も必要です。ここでは、労働時間の再定義や申請フォーマット、管理運用の見直しの方法を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 残業の事前申請時に『チェックシート』を活用し、従業員が日々の仕事の進め方を見つめ直す機会をつくることで、残業の大幅削減につながった。
《このような企業にオススメ!》
  • 残業事前申請の形骸化を改善したい
  • 無駄な残業に歯止めをかけたい
  • 残業の発生原因を把握したい

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「優良事例1:株式会社マエダハウジング」

【取組アイデア15】働き方に関する個別面談の実施取組解説(実践企業事例)PDF

ライフスタイルや価値観の多様化に伴い、従業員の働き方に対するニーズも変化しており、従業員それぞれの置かれた状況等に応じた個別支援が求められています。それは単に長時間労働を是正するだけでなく、「若手」や「女性」、「育児・介護等との両立者」といった個々の状況等に応じた「個のマネジメント」への切替えを意味しています。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 個別面談により、残業の発生要因が把握できたことで、チーム内での協力体制の改善や計画的な教育を行いやすくなった。
《このような企業にオススメ!》
  • 行き過ぎた残業に歯止めをかけたい
  • 従業員のワーク・ライフ・バランスを大切にしたい
  • 働き方の会社方針を従業員に浸透させたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:テクノス三原株式会社」

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年休取得の促進・休暇

【取組アイデア1】年休取得の意識付け(取得促進)取組解説(実践企業事例)PDF

「今、休まれては困る」という会社・上司の思いや、「休んだら周りに迷惑をかける」といった従業員自身の思いから、休みにくい職場風土が形成されていきます。従業員が休んでいない状態が続くことは、従業員の健康悪化や、急な欠勤の際にカバーできずに業務停止するリスクが高まります。このようなリスク回避のためには、年休取得を促進し、休みやすい職場風土形成に向けた意識付けを行うことが重要です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 各従業員に「有給休暇チケット」を配付して、「使わないと損」という雰囲気を醸成したことで、「休めない・休まない」という社内風土を改善できた。
《このような企業にオススメ!》
  • 年休を取得しにくい雰囲気がある
  • 「休めない」という声に対処したい
  • 従業員のワーク・ライフ・バランスを大切にしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:平和建設株式会社」

【取組アイデア2】半日・時間単位年休の導入取組解説(実践企業事例)PDF

年次有給休暇は1日まるまる休むというのが原則ですが、従業員が有効に活用できるようにするため、条件等を満たせば半日または時間単位でとってもらうこともできます。従業員のニーズを確認しながら、半日・時間単位の柔軟で機能的な休暇制度を導入することで、年休取得率が高まり、従業員の満足度向上につながります。

《県内の実践企業での主な成果》
  • バリエーションを増やして個々の状況に応じた休暇取得が可能になったことで、年休取得率が高まり、従業員から好評価を得ることができた。
《このような企業にオススメ!》
  • 年休取得率を高めたい
  • 従業員の短時間の私用に対処したい
  • 従業員のワーク・ライフ・バランスを大切にしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社マイティネット」

【取組アイデア3】計画年休の導入取組解説(実践企業事例)PDF

年次有給休暇の計画的付与制度(計画年休)は、前もって休暇取得日を従業員に割り振るもので、年休取得率の向上に直結するほか、労務管理がしやすく計画的な業務運営が行えるメリットがあります。一方で、従業員も、会社から時季を指定されることで気兼ねなく休むことができるメリットがあります。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 従業員が気兼ねなく年末年始に長期休暇を取得することが可能になったことで、従業員の心身リフレッシュや健康維持につながった。
《このような企業にオススメ!》
  • 年5日の年休取得義務化に対処したい
  • 「休めない」という声に対処したい
  • 業務の閑散期に年休取得を促したい

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「優良事例1:平和建設株式会社」

【取組アイデア4】特別休暇の導入取組解説(実践企業事例)PDF

特別休暇とは、法定休暇(年次有給休暇等)以外に、任意に設定している法定外休暇を指します。自社独自の制度である特別休暇を導入することで、その目的に沿った休暇を促して、従業員の満足度を高めることが期待できるだけでなく、企業のイメージ向上につながります。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 仕事と育児・介護・治療の両立を支援する方針を示して、それに沿った特別休暇を導入したことで、従業員から働き方改革の取組に対する共感を得られた。
《このような企業にオススメ!》
  • 休暇取得(休み方)に意義を持たせたい
  • 会社独自の取組で従業員満足度を上げたい
  • 従業員に健康で充実した生活を送ってもらいたい

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「優良事例1:株式会社ユニバーサルポスト」

【取組アイデア5】年間休日数を増やす取組取組解説(実践企業事例)PDF

年間休日数を増やしていくことは、従業員のプライベートの時間が充実して心身のリフレッシュができ、仕事に対するモチベーションや集中力の向上も期待できます。また、人手不足の中で、従業員の確保・定着につながります。なお、見直しによって、休日出勤が増えてしまう事態が起きないよう注意が必要です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 従業員ニーズをもとに年間休日総数を増やした結果、業績に悪影響が出ることはなく、求人での応募者の質も向上した。
《このような企業にオススメ!》
  • 従業員満足度を向上したい
  • 求人を出しても応募者がいない(少ない)
  • 年間休日数が他社平均と比べ少ない

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:東洋電装株式会社」

【取組アイデア6】多能工(マルチスキル)化 【再掲】取組解説(実践企業事例)PDF

1人で複数の業務や工程を遂行する技術を身につけた従業員のことを「多能工(マルチスキル)」と呼び、そうした人材を教育・訓練する仕組みを「多能工(マルチスキル)化」と呼びます。 

《県内の実践企業での主な成果》
  • 業務が集中する特定のスタッフの負担軽減や残業抑制ができたほか、チームワーク向上で、誰もが休みを取りやすい職場になった。
  • 新たなスキル・知識の習得による、従業員の育成やモチベーションアップにつながった。
《このような企業にオススメ!》
  • 一部の従業員に偏った負担を軽減したい
  • 従業員の育成とモチベーションアップを図りたい
  • 変化に強い組織を作りたい(リスクヘッジ)

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ユニバーサルポスト」「優良事例2:二村自動車株式会社」

【取組アイデア7】組織全体での業務改善【再掲】取組解説(実践企業事例)PDF

仕事は部署間の連携で成り立っており、業務改善において大切な視点が「全体最適」の考え方です。組織全体の流れを止めているボトルネックとなる業務や部署を探し出し、そこに必要な手を打つことで、全体最適化を図ります。これにより作業待ちの待機時間が減り、時短や生産性の向上につながります。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 横串委員会で部署を超えた業務上の問題を見える化し、工程や役割分担等を改善することで、受注から納品までの流れがスムーズになった。
《このような企業にオススメ!》
  • 組織全体で効率化に取り組みたい
  • お互いがサポートし合える組織にしたい
  • 部署間の問題を明らかにしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:テクノス三原株式会社」

【取組アイデア8】減らす業務の見える化【再掲】取組解説(実践企業事例)PDF

単に残業時間を制限するだけでは、重要業務に充てる時間まで削減されてしまいがちです。本質的な業務改善を伴わないノー残業デー等の取組は、短期的に成果が出たとしても、長期的には形骸化する場合もあります。ここでは、業務時間を可視化することで、「無駄な時間」や「確保すべき時間」を整理する手法を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 予定と実績時間で大きな乖離がある業務の可視化を契機に、個人やチームが日々の効率的な仕事プロセスを考える習慣づけができた。
《このような企業にオススメ!》
  • 各自で効率的な時間の使い方を意識させたい
  • チームが抱えている非効率な業務を発見したい
  • 「多忙で時短できない」との声に対処したい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ユニバーサルポスト」「優良事例2:株式会社マエダハウジング」

【取組アイデア9】業務分析による効率化【再掲】 取組解説(実践企業事例)PDF

見直しが必要な業務の実態を客観的に把握し、業務改善につなげる手法のことを「業務分析」と言います。ここでは、業務タスクの洗い出し・偏りの分析から時間の使い方を戦略的に見直す「重要度・緊急度のマトリクス分析」と、課題の根本原因を絞り込む「要因分析」の解説、取引先のランク付けから訪問内容を見直す「ABC分析」の実践事例を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 営業活動の優先順位を明確化して訪問計画を見直すことで、重要顧客との商談時間を多く確保できるようになった。
《このような企業にオススメ!》
  • 業務が習慣化し、問題点が掴めない
  • 業務改善したいが、具体的方法が分からない
  • 課題が大きすぎて、すぐに対策できない

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社体育社」

【取組アイデア10】仕組み化(標準化)【再掲】取組解説(実践企業事例)PDF

いつ、どこで、誰がやっても同じ成果が出せるような手法やプロセスを構築することが「仕組み化」のポイントです。定型業務を誰でもできるようにしておくこと(標準化)は、コスト削減につながるだけでなく、急な従業員の退職や取引量の増減にも対応できるため、事業を安定的に行う上でも必要不可欠な施策です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 顧客ニーズの高いリフォーム内容のパッケージ化で、標準提案レベルが均一化され、経験の浅い従業員でも高品質なリフォーム提案が可能になった。
  • 生産工程での作業マニュアル作成等による標準化で、一部の従業員に偏っていた負担が軽減され、安定した生産供給体制が図れた。
《このような企業にオススメ!》
  • 急な人員減にも対応できる組織を構築したい
  • 一部の従業員に偏った負担を軽減したい
  • 単純作業のミスを無くしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社マエダハウジング」「優良事例2:株式会社ポップジャパン」

【取組アイデア11】働き方に関する個別面談の実施【再掲】取組解説(実践企業事例)PDF

ライフスタイルや価値観の多様化に伴い、従業員の働き方に対するニーズも変化しており、従業員それぞれの置かれた状況等に応じた個別支援が求められています。それは単に長時間労働を是正するだけでなく、「若手」や「女性」、「育児・介護等との両立者」といった個々の状況等に応じた「個のマネジメント」への切替えを意味しています。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 個別面談により、残業の発生要因が把握できたことで、チーム内での協力体制の改善や計画的な教育を行いやすくなった。
《このような企業にオススメ!》
  • 行き過ぎた残業に歯止めをかけたい
  • 従業員のワーク・ライフ・バランスを大切にしたい
  • 働き方の会社方針を従業員に浸透させたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:テクノス三原株式会社」

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時間・場所等の多様な働き方

【取組アイデア1】多様な働き方の推進取組解説(実践企業事例)PDF

従業員が「時間」や「場所」といった従来の枠組みにとらわれることなく、個々の状況やライフスタイルに応じて自ら働き方を選択できる『多様な働き方』を推進している企業では、従業員のワーク・ライフ・バランス確保とともに、人材の確保・定着、従業員のモチベーションや労働生産性の向上といった効果が生じています。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 勤務シフトで従業員自らが「夜勤専任型」「従来型」「ワーク重視型」を選択できる制度を導入したことで、従業員の満足度が高まった。
《このような企業にオススメ!》
  • 従業員のワーク・ライフ・バランスを大切にしたい
  • 働き続けてもらえる職場づくりに取り組みたい
  • 多様な人材が活躍できる強い組織をつくりたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:医療法人社団明和会」

【取組アイデア2】職場のフリーアドレス化取組解説(実践企業事例)PDF

職場内に従業員一人ひとりの固定席を作らず、働く席を自由に選ぶことができる仕組みを「フリーアドレス」と呼びます。プロジェクトや作業内容に応じて席を変更できることから、これまで席の離れていた関係者と容易にコミュニケーションがとれるようになるため、「頭」でなく「会話」の中から新たなアイデアの創出やコラボレーションの促進が期待されています。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 営業部門で社内2拠点でのフリーアドレス化を導入したことで、顧客先への移動の短縮や、別拠点の生産部門との調整が容易になった。
《このような企業にオススメ!》
  • 部署を超えたコミュニケーションを活性化したい
  • 仕事のマンネリを防ぎ、集中力を高めてもらいたい
  • 職場の省コスト、省スペース化に取り組みたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ユニバーサルポスト」

【取組アイデア3】モバイルワークの導入取組解説(実践企業事例)PDF

移動中(交通機関の車内など)や顧客先、出張先等を就業場所とする働き方を「モバイルワーク」と呼びます。施設に依存せず、“いつでも・どこでも”仕事が可能な状態になるため、営業部門といった、所属オフィス外での業務が多い従業員にとっては特に有用です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 工務部でのモバイルワーク導入により、退社後に行っていた事務作業の一部を現場で行えるようになり、業務効率が高まった。
《このような企業にオススメ!》
  • 外出中での業務効率を高めたい
  • 帰社する移動時間の無駄を減らしたい
  • 従業員のワーク・ライフ・バランスを大切にしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:平和建設株式会社」

【取組アイデア4】在宅勤務(テレワーク)の導入取組解説(実践企業事例)PDF

「在宅勤務」は所属するオフィスに出勤せずに自宅で働く就業形態のことであり、テレワークの一形態でもあります。従業員の育児や介護との両立を支援するといった目的以外に、近年では、人手不足の中で「優秀な人材を採用したい」「辞めてもらいたくない」といった事情や、災害時の事業継続やリスク分散を目的として導入する企業もいます。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 長時間労働に陥りやすい現場リーダー等を対象に、在宅勤務制度を導入することで、通勤に伴う肉体的負担を軽減できた。
《このような企業にオススメ!》
  • 仕事と育児や介護等との両立を支援したい
  • 優秀な人材を採用したい・離職防止したい
  • 災害発生時のリスクに対処したい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:東洋電装株式会社」

【取組アイデア5】フレックスタイム制の導入取組解説(実践企業事例)PDF

「フレックスタイム制」とは、従業員自身が一日の始業・終業時間を自由に決められる制度のことです。従業員自身が、仕事とプライベートの調整を図り、業務の状況に応じて労働時間を効率的に配分できることから、従業員満足度や業務効率の向上といった効果が期待できます。

《県内の実践企業での主な成果》
  • フレックスタイム制を半日単位の年休制度と併用することで、従業員それぞれが自身のライフスタイルに合せた勤務時間の選択が可能となった。
《このような企業にオススメ!》
  • 業務の繁閑に対応した柔軟な働き方にしたい
  • 従業員の勤務時間への多様なニーズに対応したい
  • 「ダラダラ残業」を無くし集中度を高めさせたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社マイティネット」

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多様な人材の活躍

【取組アイデア1】若手の活躍推進 取組解説(実践企業事例)PDF

労働力人口が減少する中で、企業が事業活動を維持し発展させるためには、若手従業員が企業に貢献できる人材に成長できるよう、「育成」して「定着」を図ることが重要です。「採用」だけでなく、その後の「育成」や「定着」についても一貫性を持った取組が不可欠であり、これにより人材が育ち、組織が活性化していきます。

《県内の実践企業での主な成果》
  • メンター制度や社長との茶話会の開催で、若手従業員の悩みや不安を取り除いた結果、離職率が大幅に下がり、モチベーション向上につながった。
《このような企業にオススメ!》
  • 若手従業員が活躍できる組織を作りたい
  • 若手従業員の離職を防ぎたい
  • 組織が活性化する取組をしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:二村自動車株式会社」

【取組アイデア2】女性の活躍推進取組解説(実践企業事例)PDF

女性活躍推進の取組には、入り口段階の「採用」における男女の隔てのない優秀な人材の確保、出産や育児等のライフイベントに関わらず「就業継続」できる環境づくり、「能力開発・キャリアアップ」や「管理職登用」等の活躍できる仕組みの構築など、様々な角度からのアプローチが考えられます。ここでは一例として、広島県「働き方改革企業コンサルティング事業」でコンサルタントが支援した企業実践事例(就業継続)を紹介します。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 育休マニュアル策定、育児等と両立しやすい新部署や相談窓口の設置により、女性従業員が出産後も働き続けることができる環境に改善できた。
《このような企業にオススメ!》
  • 出産や育児等のライフイベントによる退職を防ぎたい
  • 女性がより意欲的に働ける環境づくりをしたい
  • 上位職を目指す女性を増やしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社体育社」

【取組アイデア3】高齢者の活躍推進取組解説(実践企業事例)PDF

労働力人口の減少や人生100年時代の到来により、企業内においても高齢従業員が増えています。こうした中で、高齢従業員に力を発揮してもらうためには、単に雇用を確保するだけでなく、モチベーションを高めてもらい、これまで以上に戦力になってもらうことが必要です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 若手従業員の育成役を担うマイスター制度の導入で、高齢従業員が誇りを持って仕事に取り組めるようになり、組織全体の技術力向上につながった。
《このような企業にオススメ!》
  • 高齢者がより意欲的に働ける環境づくりをしたい
  • 高齢者の技術と技能を伝承したい
  • 高齢者が不安なく働ける職場にしたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:平和建設株式会社」

【取組アイデア4】介護や治療との両立支援 取組解説(実践企業事例)PDF

高齢化や医療技術が進む中で、従業員における仕事との両立は「育児」だけでなく「介護」や「治療」へと広がってきています。両立している従業員が活躍できるためには、勤務時間だけでなく、健康面や業務内容など様々な側面での本人への支援が必要です。また、本人への支援だけでなく、周囲の理解とサポート意識の醸成も必要です。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 柔軟な勤務を認める制度の導入と育成プログラムを組み合わせることで、対象となる従業員の技量が上がり、会社への貢献意欲も高まった。
《このような企業にオススメ!》
  • 介護や治療に直面している従業員がいる
  • 制約がある従業員も不安なく働ける職場にしたい
  • 介護や治療などによる離職を防ぎたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ポップジャパン」

【取組アイデア5】コミュニケーションの活性化取組解説(実践企業事例)PDF

多様な人材の雇用や働き方が進む中で、企業内では、様々な事情や異なる価値観・考え方を持った人材が集まっており、お互いのことを理解し合うことが以前よりも難しくなっています。こうした中、コミュニケーションの活性化は、単に業務を円滑に進めるためだけでなく、多様な人材がその能力を発揮できる環境づくりのために求められています。

《県内の実践企業での主な成果》
  • 管理者層と従業員、部門間の距離を近づける仕掛けで、チームワークが好転し、付加価値事業への転換に向けた部署間連携の基盤ができた。
  • 駐在先勤務者等への訪問サポートや社内報の発行で、組織としての一体感を醸成でき、従業員から会社の方針・取組への共感が得られた。
《このような企業にオススメ!》
  • 従業員の満足度向上と定着化を促進したい
  • 部署間の連携を促進したい
  • 会社のビジョンを従業員に浸透させたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社ポップジャパン」「優良事例2:株式会社マイティネット」

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女性活躍

【取組アイデア1】女性従業員のキャリアデザイン形成取組解説(実践企業事例)PDF

女性従業員の能力や適性を活かし、より活躍を促すためには、キャリアパスを「可視化」し、女性従業員のやる気を引き出すことが重要です。女性従業員自身の意識改革とともに、上司である管理職等が理解して育成、サポートしていくことも必要です。

《主な成果イメージ》
  • ライフイベントを踏まえた長期的な目線で、キャリアアップを目指す女性従業員が増え、企業全体として、仕事において高い成果を発揮できる人材が増えた。
  • 従業員自身が主体的にキャリアをデザイン形成することと並行し、管理職が女性従業員を積極的に育成、キャリアアップを支援するキャリア開発風土が醸成されつつある。
《このような企業にオススメ!》
  • 仕事は続けるが、主任や管理職を目指す女性従業員が少ない
  • 女性従業員が中長期的なキャリアを描けていない
  • 女性従業員のやる気を引き出し、もっと能力を高めたい

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:リョービ株式会社」「優良事例2:株式会社シーボン」「優良事例3:株式会社広島銀行」「優良事例4:マツダエース株式会社」「優良事例5:株式会社モルテン」「優良事例6:株式会社ヒロテック」

【取組アイデア2】女性従業員を育成し、キャリアアップさせる取組解説(実践企業事例)PDF

女性の管理職が少ない、またはいない理由として「必要な知識や経験、判断力を有する人材がいない」ことを挙げる企業が最も多いという結果があります。女性管理職を増やすには、女性従業員に対してもキャリアアップの機会を積極的に与え、意欲・能力を引き出し、管理職としても活躍できるように育成することが必要です。その際は、出産といったライフイベントを考慮することも重要です。

《主な成果イメージ》
  • 女性管理職候補となる、長期的にキャリアを考え、キャリアアップを見据える女性従業員が増えた。
  • 女性管理職比率がアップした。
《このような企業にオススメ!》
  • 女性従業員のキャリアアップの機会が少ない
  • 管理職として登用できる経験とスキルを持った女性従業員が少ない
  • 女性従業員をどう育成したらよいかわからない

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「優良事例1:リョービ株式会社」「優良事例2:マツダ株式会社」「優良事例3:キリンホールディングス株式会社」「優良事例4:イオンリテール株式会社」

【取組アイデア3】パート・アルバイト従業員の戦力化取組解説(実践企業事例)PDF

パート、アルバイトといった非正規従業員も、企業にとって重要な人材です。パート従業員として採用し、正社員、さらには管理職へキャリアアップするケースも多くみられます。非正規従業員にも教育制度を整え、キャリアパスを提示し、能力・経験にあった裁量を与えるなどして、やる気を引き出します。

《主な成果イメージ》
  • 高いパフォーマンスを発揮してくれるパート従業員等が増えた。
  • パート従業員等を正社員登用することで、優秀な人材の確保に繋がっている。
《このような企業にオススメ!》
  • パート・アルバイト等非正規従業員にもっと能力を発揮してもらいたい
  • 非正規従業員を正社員へ登用し、優秀な人材を確保したい

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「優良事例1:株式会社ペアコム」「優良事例2:株式会社フレスタ」「優良事例3:株式会社アースフード」「優良事例4:株式会社ユーホー」

【取組アイデア4】女性従業員の管理職昇進意欲を高める取組解説(実践企業事例)PDF

女性活躍を推進する上で、「管理職を目指す意欲を高めることが難しい」ことを課題に挙げる企業が多い一方、女性自身が管理職を目指さない理由として、「自分には向いていないため」とする回答が最も多くなっています。「自身の能力や経験が不足している」、「家庭との両立が難しい」や「ストレスが増える」といった、管理職に対するマイナスイメージや不安を払拭させ、前向きにチャレンジする意欲を持たせることが重要です。

《主な成果イメージ》
  • 管理職へチャレンジしたいと考える女性従業員が増えた。
  • 女性も能力・適正があれば、「管理職として活躍することが当然」といった社内の風土ができた。
《このような企業にオススメ!》
  • 能力や適性があるにもかかわらず、管理職を目指す女性従業員が少ない
  • 昇進することを勧めても、ためらう女性が多い

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「優良事例1:マイクロンメモリジャパン合同会社」「優良事例2:キリンホールディングス株式会社」「優良事例3:株式会社合人社計画研究所」「優良事例4:イオンリテール株式会社」「優良事例5:リョービ株式会社」

【取組アイデア5】多様な人材の活躍を促す人事制度の見直し取組解説(実践企業事例)PDF

性別や年齢などの属性や働き方に関わらず活躍する組織づくりに向け、給与や処遇、評価制度を見直し、公正な運用が行われるように評価者への研修などを実施します。それらが定着すると、出る杭を伸ばすような挑戦する人材を増やすための「メリハリをつけた評価制度」に見直す事例もあります。

《主な成果イメージ》
  • 時短勤務等、多様な働き方をする従業員のモチベーションがアップし、組織に活気が生まれたように感じる。
  • 従業員がきちんと評価されていると実感することで、離職率の低下に繋がった。
《このような企業にオススメ!》
  • 給与や昇進に関して、従業員から不満の声が聞かれる
  • 人事評価が女性に不利な昇進基準なっている可能性がある

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「優良事例1:社会福祉法人尾道さつき会」「優良事例2:備後漬物株式会社」「優良事例3:T&TWAMサポート株式会社」「優良事例4:オタフクソース株式会社」

【取組アイデア6】就業継続・両立支援制度の設計取組解説(実践企業事例)PDF

整備すべき就業継続制度は、企業の状況によって様々です。ライフイベントによる退職が多い企業では、まず、法定を上回る育児休業など、「雇用の維持」を目的とした整備が必要です。一方、女性の就業継続が定着している企業では、長期間の育児休業などでキャリアアップの機会が失われないよう、ワークライフバランスとキャリアアップの両方を目指せるような制度を検討することが必要です。

《主な成果イメージ》
  • ライフイベントと両立し、無理なくキャリアアップできる環境が整った。
  • ワークライフバランスを取りつつ、管理職に挑戦する意欲を持つ従業員や、女性管理職が増えた。
《このような企業にオススメ!》
  • 結婚や出産を機に退職する女性が多い
  • 仕事と育児の両立支援策が手厚く、不公平感がある
  • ライフイベントを機に退職する女性は減ったが、役割や業務が長年変わらない

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「優良事例1:株式会社三越」「優良事例2:株式会社フレスタ」「優良事例3:株式会社広島銀行」「優良事例4:オタフクソース株式会社」「優良事例5:株式会社アースフード」「優良事例6:株式会社ププレひまわり」

【取組アイデア7】上司である管理職層の意識改革取組解説(実践企業事例)PDF

女性を含む多様な人材の活躍促す風土づくりにおいて、管理職層の意識改革は重要です。管理職自身の意識や心理的抵抗感が、現場でのダイバーシティ推進の阻害要因となるケースもあります。女性自身の意識改革と並行し、管理職層に対し、経営戦略上の女性活躍の意義などについて理解を促し、多様性を活かすマネジメントスキルを学ぶ研修等を実施します。経営層が率先して、管理職が集まる会議等で発信することも効果的です。

《主な成果イメージ》
  • 現場管理職が、多様な価値観や女性のライフイベント等を理解した上で、人材をマネジメントできるようになった。
  • 管理職が、女性従業員に対してもキャリアアップを期待したり、支援したりするようになった。
《このような企業にオススメ!》
  • 管理職の理解が得られず、女性活躍が進まない
  • 女性従業員の育成・マネジメント方法に悩む管理職が多い

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「優良事例1:株式会社中電工」「優良事例2:株式会社イズミ」「優良事例3:マイクロンメモリジャパン合同会社」「優良事例4:マツダエース株式会社」「優良事例5:株式会社ヒロテック」

【取組アイデア8】フラットな職場環境の整備取組解説(実践企業事例)PDF

多様な人材の活躍を促す組織づくりのために、ハード面の整備のみならず、固定的な役割分担意識を払拭するなどソフト面も改善し、働きやすい環境とすることが必要です。来客時のお茶出しや、ごみ出し、トイレ掃除などの雑用については「女性限定」、営業や運転などは「男性限定」など、社内の古い体質や価値観を変え、多様な人材が力を発揮できる職場作りが大切です。

《主な成果イメージ》
  • 職場環境が整備されたことで、女性従業員が活躍する職域が拡大した。
  • 性別に関係なく、全従業員が積極的に業務に取り組む雰囲気が醸成された。
《このような企業にオススメ!》
  • 社内に、風土として、男女の役割分担意識が根強く残っている
  • 女性の職域や配属される部署が限定的

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「優良事例1:有限会社八千代運輸倉庫」「優良事例2:株式会社エコー・システム」「優良事例3:株式会社モルテン」

【取組アイデア9】女性を新たな領域で採用する取組解説(実践企業事例)PDF

「女性従業員の採用数を増やしたい」と考える企業は多いですが、実際は採用に苦労している企業も多いのではないでしょうか。従前から女性従業員が少ない場合や、これまで採用していなかった職域で新たに女性を採用する場合、まず、自社の状況を把握し、課題分析をしっかり行うことが必要です。その上で、必要な人材像・スキル要件、活躍できるポストを具体的に描き、女性向けのインターシップや説明会などで、自社の魅力をアピールし、採用拡大につなげます。

《主な成果イメージ》
  • 女性従業員が増え、以前女性がいなかった、または少なかった職種で活躍するようになった。
  • 女性従業員だけでなく、男性従業員も働きやすい職場となり、人材が定着するようになった。
《このような企業にオススメ!》
  • 女性の応募が少ない
  • これまで男性のみだった領域で新たに女性を採用したい

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「優良事例1:株式会社高宮運送」「優良事例2:株式会社タイヨー」「優良事例3:株式会社花満」「優良事例4:株式会社石井表記」「優良事例5:マツダ株式会社」

【取組アイデア10】女性活躍を効果的に推進する体制の構築取組解説(実践企業事例)PDF

継続的かつ効果的に取組むために、経営層がリードして、自社に適した推進体制を構築することが重要です。経営へのメリットや意義を踏まえた方針や目的から推進計画を策定し、その進捗状況を経営層がモニタリングし、着実に実行できるような仕組を併せてつくります。

《主な成果イメージ》
  • トップ主導で女性活躍を進めることで、一気に社内の雰囲気が変わり、女性活躍が本格始動した。
  • 継続的な取り組みにより、多様な人材が活躍する組織へと変化し続けている。
《このような企業にオススメ!》
  • 能力や適性があるにもかかわらず、女性従業員が、管理職になりたがらない
  • 女性管理職数が少なく、社内で「特殊な人材」という目で見られる

実践企業への取材記事も合わせてご覧ください!
「優良事例1:株式会社虎屋本舗」「優良事例2:株式会社イズミ」「優良事例3:株式会社荒谷建設コンサルタント」「優良事例4:アンデルセングループ」「優良事例5:復建調査設計株式会社」「優良事例6:株式会社アンフィニ広島」「優良事例7:キリンホールディングス株式会社」「優良事例8:イオンリテール株式会社」

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