狂犬病は,日本では昭和45年ネパールから帰国した方が発症して以来発生していない病気ですが,海外では流行している地域があります。
特に最近,海外旅行先で,野生動物などに噛まれる事例があります。
狂犬病は,犬のほか,猫,キツネ(ヨーロッパ),アライグマ(アメリカ),コウモリ(アメリカ)など多くの動物が媒介し,発病すると麻痺を来たし,ほぼ100%死亡する恐ろしい感染症です。
渡航先では犬をはじめとする動物にはむやみに手を出さないよう注意しましょう。
また,海外旅行に行かれる方は,事前に予防接種を受けましょう
さらに詳細な内容が知りたいときは,厚生労働省検疫所海外感染症情報
県内で予防接種を受ける場所は,救急医療Net Hiroshima