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請願(広島県における小・中学校教科書採択制度の改善に関する請願)

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

請願12-7
広島県における小・中学校教科書採択制度の改善に関する請願

 将来を担う子供たちの教育に大きな影響力を持つ義務教育における教科書の内容に、私たち保護者・県民は強い関心を持っている。文部省の検定を通った教科書の中から、よりよい教科書を選んで子供たちに学習させることは、市町村教育委員会の重要な責務であり、市町村教育委員会は、保護者並びに一般県民の厳粛な信託にこたえ、みずからの責任と権限において教科書採択の実務を遂行すべきである。ついては、本県公立学校の義務教育用教科書の採択は、県内8採択地区ごとに設けられている「教科用図書採択地区協議会」が行っているが、広島県教育委員会は、協議会を構成している市町村教育委員会に対し、教科書採択の制度とその運用が県民に広く理解されるよう、次の各項目について適切かつ強力な指導・助言を行うよう要望する。

  1. 教科書採択の経過、採択理由、関係者氏名を公表すること。
  2. 選定審議会の下部機関である調査委員会などが採択すべき教科書を事前に絞り込むことは、教育委員会の採択権を侵すものであるから、直ちに改善すること。
  3. 選定委員や調査委員の選任は、教師など教育現場の関係者に限定せず、広く学識経験者や保護者代表などを加え、公平中立の視点を確保すること。
  4. 特に歴史・公民の教科書採択に当たっては、記述内容が「学習指導要領」の「目的」及び「内容」を踏まえて、慎重に取り扱うこと。

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