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意見書(食の安全と安心の確保を求める意見書)

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

発議第9号
意見書
食の安全と安心の確保を求める意見書

 牛海綿状脳症(BSE)感染牛の発生、牛肉偽装表示事件の多発、中国からの輸入野菜に係る残留農薬基準違反事例の発生などが、食品の安全性に対する国民の不安を惹起し、食品表示制度のみならず、食品産業全般への信頼低下が懸念される状況にある。また、輸入食品が急増する中にあって、検疫所での検査割合は、平成元年の18.1%から平成12年には7.2%に低下しており、昨今の状況に対応できていない。よって、政府におかれては、国民の食の安全と安心を確保するため、総合的な食品安全行政の確立・拡充に向けて、次の事項を実現されるよう強く要望する。

  1. 食品の安全確保を包括的に推進するための法律として、食品安全基本法を制定すること。
  2. 輸入農産物に係る検疫所の検査体制を強化するとともに、食品表示制度を抜本的に改革すること。
  3. 有機農業や有機畜産などによる安全な食べ物の生産奨励と安定供給を図るため、地域でとれたものは地域で消費するという「地産地消」を推進すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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