ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地広島県議会トップページ > 決議(核兵器の廃絶と恒久平和を求める決議)平成27年6月定例会

決議(核兵器の廃絶と恒久平和を求める決議)平成27年6月定例会

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年7月8日更新

発議第6号
決議
核兵器の廃絶と恒久平和を求める決議

 70年前、人類史上最初の核兵器である原子爆弾が投下され、灼熱の閃光と爆風により、広島の街は一瞬にして壊滅し、多くのとうとい生命が失われ、数え切れない人々が傷ついた。
 身をもって核兵器が非人道的な兵器であることを経験した広島県民にとって、核兵器のない平和な国際社会の実現は、長年にわたる大きな願いであるが、世界には依然として、全ての生命を消滅させるのに十分な数の核兵器が存在し、核兵器の拡散・使用のリスクは地球規模で増大している。
 本県では、「原子爆弾による廃墟から復興した地」である広島の使命と役割を取りまとめた「国際平和拠点ひろしま構想」に基づき、「核兵器廃絶」と「復興・平和構築」の取り組みを包括的に推進しているところであるが、これらを実現するためには、我が国はもとより、世界各国の政治指導者による理解と努力が不可欠である。
 こうした中、昨年4月に広島で開催された、軍縮・不拡散イニシアティブ広島外相会合では、被爆者の証言を聞いた各国の外相などから、「核兵器のない世界を実現する決意を新たにした」という趣旨の発言が相次いだ。
 被爆者による証言やメッセージは、核兵器の使用を抑止する力があるが、当時の実相を知る人々の高齢化が進み、貴重な被爆体験を語り継ぐことは年々難しくなってきている。
 本県議会は、被爆70年に当たり、原爆死没者に対し哀悼の意を表するとともに、世界の政治指導者たちが広島を訪問し、核兵器の非人道性を自身の目で確かめた上で、核兵器廃絶に向けた新たな一歩を踏み出すことを求め、あわせて、全世界が核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて努力するよう要請する。

 以上、決議する。

 平成27年7月3日