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胃がん医療ネットワーク|医療機能について

スクリーニング内視鏡検査施設

機能

胃がんの検診・検査機能

 目標

 ●胃がんの可及的早期段階での診断を実施すること。

 医療機関に求められる事項

○次に掲げる事項を全て満たしていること。

(1) 内視鏡機器を有し,適切に内視鏡検査を実施できること。
(2) 日本消化器内視鏡学会専門医が勤務(常勤又は非常勤)していることが望ましい。
(3) 「治療前精査(治療を前提とした精密検査)施設」や「治療施設」に紹介又は連携し,定期的に胃がんのスクリーニング を行うことができること。   
(4) 検査結果に応じて,適切に「治療前精査(治療を前提とした精密検査)施設」や「治療施設」と連携することができる。
(5) 検診・検査受診者数と結果について,定期的に報告(公開)することができる。
(6) 検診機関へ検査結果のフィードバック等を実施し,がん検診の精度管理に協力する。

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精密診断施設

 機能

胃がんの精密診断機能

目標

●胃がんの精密検査及び確定診断を実施すること。

医療機関に求められる事項

○下記の要件を全て満たしていること。

【一般的機能】
(1) 胃癌治療ガイドラインに準拠した治療を実施できること。
(2) 検診機関への精密検査結果のフィードバック等を実施し,がん検診の精度管理に協力すること。
(3) 「治療施設」や「術後治療・経過観察施設」と診療情報や治療計画を共有するなどの連携が可能であること。
(4) 地域がん登録を実施していること。
(5) 原則として日本消化器内視鏡学会指導医が常勤していること。

【診断機能】
(1) 病期診断の方法として,腹部超音波検査(造影検査を含む),CT検査が実施できる,あるいは連携が可能であること。
(2) 精密診断の方法として,超音波内視鏡検査,拡大内視鏡検査が実施できること。
(3) 病理診断医が勤務(常勤又は非常勤)している,あるいは外注が可能であること。

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治療施設群

 機能

胃がんの治療機能

目標

●適切な治療方針を決定すること。
●高度な治療を実施すること。

医療機関に求められる事項

(A) 総合治療施設

○下記の要件を全て満たしていること。

【一般的機能】
(1) セカンドオピニオン外来を設置していること。
(2) 検診機関への精密検査結果のフィードバック等を実施し,がん検診の精度管理に協力すること。
(3) 他の「治療施設」・「術後治療・経過観察施設」と診療情報や治療計画を共有するなどの連携が可能であること。
(4) 院内外のがん患者及びその家族並びに地域の住民及び医療機関等からの相談等に対応する相談支援センターを整備していること。
(5) 地域がん登録を実施していること。
(6) がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。
(7) キャンサーボードが定期的に開催されていること。
(8) 日本消化器外科学会専門医,日本消化器内視鏡学会指導医が常勤していること。
(9) 日本医学放射線学会診断専門医,麻酔科医,日本病理学会専門医及び臨床腫瘍学会会員が常勤しているか,あるいは適宜相談・応援できる体制が確立されていること。
(10) 日本胃癌学会会員が常勤し,胃癌治療ガイドラインに基づいた治療が行えること。

【治療機能】
(1) 胃癌治療ガイドラインに準じて,内視鏡治療,手術療法及び化学療法による集学的治療が実施できること。
(2) 放射線治療は自施設で施行可能であるか,あるいは適切に実施できる施設に紹介できる体制が確立されていること。
(3) 外来化学療法加算届出受理医療機関であること。
(4) 専門的な緩和ケアチームを配置していること。

(B) 準総合治療施設

○上記(A)総合治療施設に掲げる事項を全て満たしていること。ただし,【治療機能】(1)については次のとおりとする。

「胃癌治療ガイドラインに準じて,内視鏡治療,手術療法及び化学療法による集学的治療が実施できること。ただし,内視鏡治療は,適切に実施できる施設に紹介できる体制が確立されていれば可とする。」
 なお,【一般的機能】(8)の「日本消化器外科学会専門医」については,認定初年度から3年以内に整備できるものについては,「暫定認定施設」として認定する。

(C) 内視鏡治療施設

○「精密診断施設〔治療前精査(治療を前提とした精密検査)施設〕」に掲げる事項を全て充足したうえで,次に挙げる事項を全て満たしていること。

(1) 内視鏡的粘膜下層剥離術,内視鏡的粘膜切除術の全てが実施できること。
(2) 胃癌治療ガイドラインに準拠した根治度判定ができること。
(3) 追加治療あるいは偶発症発生時に緊急対応できる消化器外科医,麻酔科医が勤務(常勤又は非常勤)している,あるいは連携が可能であること。
(4) がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。

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フォローアップ治療施設(術後治療・経過観察)

 機能

胃がんの術後治療・経過観察及び緩和ケア機能

目標

●胃がん治療を受けた患者に対する治療後のフォローアップならびに緩和ケアを実施すること。

医療機関に求められる事項

(A)定期検査施設

○下記の事項をすべて満たしていること。

(1) 胃がん治療後,適切に「治療施設」と診療情報や治療計画(地域連携パス)を共有・連携して,経過観察が可能であること。
(2) 「治療施設」が,胃がんに関する地域連携パスを整備している場合は,それを用いること。
(3) がん診療連携拠点病院でのがん研修会等に定期的に参加していること。
(4) がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していることが望ましい

(B)化学療法実施施設
(B-a):術後補助化学療法実施施設 

(1) 「治療施設」と連携しながら化学療法を実施することができること。
(2) がん診療連携拠点病院でのがん研修会等に定期的に参加していること。
(3) がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していることが望ましい。

(B-b):切除不能・再発がんに対する化学療法実施施設

(1) 標準的化学療法を施行できること。
(2) がん薬物療法専門医,がん治療認定医,消化器がん治療医等のがん治療に関する専門資格を有する者が常勤していることが望ましい。
(3) がん診療連携拠点病院でのがん研修会等に定期的に参加していること。
(4) がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。

(C)療養支援施設

○下記の事項を全て満たしていること。

(1) 療養支援施設は次の,(ア),(イ),(ウ)のいずれかの施設とする。
 (ア) 緩和ケア病棟を有していること。
 (イ) 一般病床・療養病床において,疼痛等に対する緩和ケアが,24時間体制で実施できる施設であること。
 (ウ) 在宅療養支援病院又は,在宅療養支援診療所の届出が行われており,24時間対応可能な在宅医療を提供しており,疼痛等に対する緩和ケアが実施できること。
(2) がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。


広島県健康福祉局がん対策課
mail:fugantaisaku@pref.hiroshima.lg.jp