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命の環つなげる 八幡湿原自然再生事業 ~現地レポート2~

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月1日更新

霧ヶ谷湿原や周辺地区で行われたイベントや取り組み等を紹介しています。

現地レポート

平成23年7月26日更新!

平成23年7月16日(土曜日)
夏の霧ヶ谷湿原

レポート員:協議会委員/野村吉春

今年の夏は霧ヶ谷湿原が花盛りになりました。
クサレダマが満開、あそこにノハナショウブがあんなにあったかしら?
私の思いとしては、再生地に湿原生の花が多く見られるには、少なくとも5年や10年はかかるだろうと思っていました。
その夢が、早くも出現しつつあるという印象です。

4月に協議会で藪の伐採をした場所
4月に協議会で藪の伐採をした場所

霧ヶ谷には、クサレダマやノハナショウブ、(全くないわけではなかったけど)その数は少なかった。なのに、あれだけ出現したとは、どういうことなのか。

クサレダマの群生地
クサレダマの群生地

誰も種子を散布したり、移植したわけではないので、湿原再生事業で生育基盤が整ったことで、何年間も地中に埋もれていた種子あるいは地下茎が一気に芽を噴出し、開花したということでしょうか。

多くが花をつけたノハナショウブ
多くが花をつけたノハナショウブ

地味ながら、ヌマガヤ、アブラガヤ,オニスゲ,ゴウソ,イグサの仲間も多く見られました。

ヌマガヤの群落
ヌマガヤの群落

アブラガヤ
アブラガヤ

オニスゲ
オニスゲもあった

トモエソウなども多く育っており、この先8~9月にかけて、まだまだ花が楽しめそうな感じです。

トモエソウ
よく見ると手前にトモエソウがいっぱい

非常に多くの多種多様な湿原生植物が、再び息を吹き返し、育ちつつあることから、当初の想定通りに「湿原生植物の展示会場」のイメージになりつつあります。

いったい何種の植物があるのだろう?
いったい何種の植物があるのだろう?

特に驚いたのは、再生地の内でも南側上流部のエリアで、4月に協議会メンバーで伐採後の萌芽や小潅木、ノイバラなどを除去した場所で、大きな変化が見られました。

この場所は、幹線道水路による積極的な導水ではなく、林縁部分からの湧き水を補助導水路で広くいきわたるようにしただけで、今春に藪を取り払い太陽光が差し込みやすくした、その後者の効果が非常に大きかったようです。

サワヒヨドリほか多種の花々
サワヒヨドリほか多種の花々

皆さんが承知のとおり、他地域の湿原再生では湿原性植物の移植が試みられる場合もありますが、霧ヶ谷では移植は一切せず、その再生基盤を整えるだけで、あとは自然の回復力を生かすという・・・その可能性が証明されたと理解しています。

ハンカイソウその他
ハンカイソウその他

たいへん数多くの植物が再生されていながら、人手の加わった植物園という感じではなく、とても自然な感じに再生されている点が特に素晴らしい。

ヌマトラノオ,ミズチドリ
ヌマトラノオ,ミズチドリもたくさんあった

チダケサシ
チダケサシもちらほらと

木道脇に大発生した外来種のフランスギクやヒメジョオン
木道脇には外来種フランスギクや
ヒメジョオンの大発生 キレイだけど

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