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酸素吹石炭ガス化複合発電実証試験発電所設置計画

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年3月21日更新

事業の名称・概要

 

名称酸素吹石炭ガス化複合発電実証試験発電所設置計画
概要目的

 我が国の経済活動や生活に必要な一次エネルギーは,オイルショック以降多様化が図られてきたものの,依然として化石燃料に大きく依存している。各種化石燃料の中でとりわけ石炭は,可採年数が長く,世界各国に幅広く分布するなど,他の化石燃料に比べて供給安定性が高く経済性に優れており,エネルギー自給率が低い我が国にとって,今後も不可欠なエネルギーと位置づけられている。一方,他の化石燃料に比べCO2の排出量の多い石炭の利用に当たっては,地球環境に与える負荷という観点から炭素制約を意識し,高効率化とクリーン化を目指した石炭火力の発電技術開発が必要である。
 このような状況の中,酸素を用いて石炭をガス化する酸素吹石炭ガス化技術は,発電効率の高い複合発電方式を適用し,石炭ガス化複合発電(IGCC:Integrated coal Gasification Combined Cycle)システムを構成することにより,従来の石炭火力発電を凌ぐ発電効率の達成が可能となりCO2排出量の削減が期待できるとともに,CO2を分離回収する技術と組み合わせることで石炭火力発電のゼロエミッション化の前進に大きく寄与し,さらには燃料電池と組み合わせた石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC:Integrated coal Gasification Fuel Cell Combined Cycle)の基幹技術となることが期待されている。
 国内では,電源開発株式会社 若松研究所(福岡県北九州市)において,平成14年度より,パイロット試験設備による多目的石炭ガス製造を視野に入れた酸素吹石炭ガス化技術及びCO2分離回収技術に関する試験運転が実施されているが,今後の実用化に当たっては,スケールアップした設備による検証が必要である。
 中国電力株式会社及び電源開発株式会社の共同出資により設立された当社は,石炭火力発電のゼロエミッション化の早期実現を目指すため,中国電力株式会社大崎発電所構内に発電出力167,000kWの実証試験発電所を設置し,酸素吹石炭ガス化複合発電システムの実証試験研究とその後引き続き行うCO2分離回収技術(分離回収したCO2の輸送・貯留を除く。)の実証試験研究を通じ,実用化前最終段階の信頼性・経済性・運用性等を検証するものである。
 実証試験を開始する時期について,可能な限り早期の着手を目指すこととし,酸素吹石炭ガス化複合発電実証試験は平成29年3月を,CO2分離回収実証試験は酸素吹石炭ガス化複合発電実証試験の検証を行った後の平成32年4月を予定している。

(評価書の記載から)

内容事業の種類火力発電所の設置の工事
事業の規模16万6千kW
事業実施区域広島県豊田郡大崎上島町中野6208番地1 
供用後の事業内容・石炭ガス化複合発電(IGCC)実証試験
・CO2分離回収実証試験

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