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ダイオキシン類に関する疑問質問

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

家庭で枯れ草や落ち葉を燃やすのもやめるべきでしょうか?家庭で枯れ草や落ち葉を燃やすのもやめるべきでしょうか?の画像

 ダイオキシン類は,塩素が存在する状態で物を燃やしたときに発生します。
枯れ草や落ち葉の中にもわずかに塩分が存在しますので,燃やせば
ダイオキシン類がごく微かな量ですが発生するといわれています。
 煙やすすで,近隣に迷惑をかける場合もありますので,堆肥に利用
するなどして,燃やすのは控えるようにしてください。

 

母乳は大丈夫でしょうか?

 平成10年度の調査では,出産後30日目の母乳には,脂肪1g当たり25.2pg-TEQのダイオキシン類が含まれていました。他の国とほぼ同程度の濃度と考えられています。また,その後地域を定めて継続的に測定したデータでは母乳中の濃度は低下傾向にあり,平成15年度には脂肪1g当たり平均19.9pg-TEQに減少しています。さらに,母乳で育った1歳児の免疫機能,アレルギー及び発育発達に影響は見られませんでした。
 母乳を与えることは,免疫力を高めたり母子のスキンシップが多くなることなど,乳幼児の健康や発育にとって優れた点が多いことから,世界保健機構(WHO)などは母乳を推奨しています。

母乳は大丈夫でしょうか?

『内分泌かく乱化学物質』って何ですか?

「内分泌乱化学物質」は,生物の体内に入ると内分泌系を撹乱して,生殖障害など健康や生態系に悪影響を与える環境中にある化学物質のことです。「環境ホルモン」「外因性内分泌撹乱化学物質」とも呼ばれています。
 ホルモンに似た働きをして,低濃度で本物のホルモンの働きや量などに影響を及ぼす化学物質のことで,生殖障害を引き起こす化学物質全般を指します。ダイオキシン類やDDTなど,70種類の化学物質が含まれています。
 人間に対して,どの物質がどの量までなら影響がないかということを判断するための実態調査や研究が始まったばかりです。

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