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平成25年度環境ホルモン環境状況調査結果について

印刷用ページを表示する掲載日2014年7月2日

1 概要

  環境ホルモン※1の環境汚染状況を把握し環境リスクの低減を図るため,魚類に対して内分泌かく乱作用を有すると推察された物質について,水質調査を実施した。その結果,いずれも環境省が設定した予測無影響濃度※2を下回っていた。

※1 環境ホルモン:動物の生殖等の正常なホルモン作用に影響を与える化学物質(内分泌かく乱化学物質)の通称
※2 予測無影響濃度:魚類へ害を及ぼさない最大の濃度(最大無作用濃度)に,10倍の安全率を乗じて設定された濃度

2 調査内容

  1. 調 査 項 目 : ノニルフェノール,4-t-オクチルフェノール及びビスフェノールA
  2. 調 査 時 期 : 平成25年7月
  3. 調 査 地 点 : 10地点(河川8地点,海域2地点)

3 調査結果

全ての地点で環境省が設定した予測無影響濃度を下回っていた。(詳細は別紙のとおり)

物 質 名検出範囲
(μg/L)
予測無影響
濃度を超えた
地点数
予測無影響
濃度
(μg/L)
ノニルフェノール0.05未満~0.15μg/L0/100.608μg/L
4-t-オクチルフェノール0.01未満μg/L0/100.992μg/L
ビスフェノールA0.01未満~0.98μg/L0/1024.7μg/L

(参考) μg(マイクログラム)=10-6g(100万分の1グラム)

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