平成24年度の県内の温室効果ガス排出量は,二酸化炭素換算で5,484万トンであり,前年度(平成23年度)と比較して,15万トン(▲0.3%)増加しています。
表 広島県と全国との部門別温室効果ガス排出量 (単位:万t-CO2 ,(%))
区分 | H19基準年度 | H23実績 (基準年度比) |
H24実績 | H23→H24 増減率 |
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全国 | 広島県 | 全国 | 広島県 | 全国 | 広島県 | 全国 | 広島県 | |||
二酸化炭素 | 産業部門 | 60460万t-CO2 | 4195万t-CO2 |
54,760万t-CO2 |
3,963万t-CO2 (▲5.5%) |
54,740万t-CO2 (▲9.5%) |
3,995万t-CO2 (▲4.8%) |
0.0% | 0.8% | |
運輸部門 | 24500万t-CO2 | 696万t-CO2 | 23,000万t-CO2 (▲6.1%) |
625万t-CO2 |
22,600万t-CO2 (▲7.8%) |
612万t-CO2 (▲12.1%) |
▲1.7% | ▲2.1% | ||
民生部門 | 家庭 | 18000万t-CO2 | 467万t-CO2 | 18,900万t-CO2 (+5.0%) |
445万t-CO2 (▲4.7%) |
20,300万t-CO2 (+12.8%) |
481万t-CO2 (+3.0%) |
7.4% | 8.1% | |
業務 | 24300万t-CO2 | 465万t-CO2 | 24,800万t-CO2 (+2.1%) |
376万t-CO2 (▲19.1%) |
27,200万t-CO2 (+11.9%) |
412万t-CO2 (▲11.4%) |
9.7% | 9.6% | ||
廃棄物部門 | 2840万t-CO2 | 50万t-CO2 | 2,640万t-CO2 (▲7.0%) |
45万t-CO2 (▲10.0%) |
2,650万t-CO2 (▲6.7%) |
45万t-CO2 (▲10.0%) |
0.4% | 0.0% | ||
小計 | 130100万t-CO2 | 5873万t-CO2 | 124,100万t-CO2 (▲4.6%) |
5,454万t-CO2 (▲7.1%) |
127,600万t-CO2 (▲1.9%) |
5,546万t-CO2 (▲5.6%) |
2.8% | 1.7% | ||
その他ガス | 6800万t-CO2 | 176万t-CO2 | 6,700万t-CO2 (▲1.5%) |
144万t-CO2 (▲18.2%) |
6,750万t-CO2 (▲0.7%) |
157万t-CO2 (▲10.8%) |
0.7% | 9.0% | ||
森林吸収源 | ▲4000万t-CO2 | ▲123万t-CO2 | ▲5,100万t-CO2 | ▲129万t-CO2 | ▲5,280万t-CO2 | ▲219万t-CO2 | - | - | ||
合計 | 132900万t-CO2 | 5926万t-CO2 | 125,700万t-CO2 (▲5.4%) |
5,469万t-CO2 (▲7.7%) |
129,020万t-CO2 (▲2.9%) |
5,484万t-CO2 (▲7.5%) |
2.6% | 0.3% | ||
前年度(H23)からの主な増減要因は,次のとおりと推察されます。
産業部門 | 製造品出荷額等は,減少したが,原子力発電所の停止に伴い,化石燃料を消費する火力発電が増加したことや,製造品出荷額あたりのエネルギー消費量が増加したことなどから,横ばいとなった。 |
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運輸部門 | 貨物自動車の輸送が減り,エネルギー効率の良い貨物船舶の輸送が増えたことなどにより,減少した。 |
民生部門 | 家庭部門及び業務部門ともに節電及び省エネの取り組みが進んでいる一方で,原子力発電所の停止に伴い,化石燃料を消費する火力発電が増加したことなどにより,増加した。 |