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2008年3月8日の調査実施状況 -竹原市賀茂川河口部-

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月21日

◆調査当日の様子◆

潮が引いた干潟を歩いてハチの岩へ

潮が引いた干潟を歩いてハチの岩への写真

広い干潟を歩いて,目指す先はハチの岩です。

干潟での調査範囲決め

干潟での調査範囲決めの写真

 干潟部分で,ハクセンシオマネキやアサリを調査するため,ロープで調査範囲の位置取りをしています。その傍らで,調査をする姿も。

ハチの岩にて

ハチの岩にての写真

海藻がびっちり繁茂していて,少し滑りやすい状態でした。足元に気をつけながら,岩場も調査範囲のブロック分けをしているところです。

調査ブロックの位置取り

 調査ブロックの位置取りの写真

 マガキに加え,ヒトエグサやヒジキなど海藻で,岩の表面を覆っています。

冬は海藻だらけ

冬は海藻だらけの写真

ヒジキは思っていた以上に長く伸びていて,岩を覆っていました。ヒジキをめくりながら,岩に付着している生物を数えました。

本日の報告

 本日の報告の写真

最後に全員集まって,各班の報告をしました。

まとめ

夏季,秋季,冬季と続けて調査してみて,季節によってこんなに姿を変えるのか,と改めて感心しました。元々,生物の種類が多い場所ですが,この冬季調査が一番多くの種類を,一編に見ることが出来ました。

◆主な感想・意見◆

  • 干潟を岸から沖に向けて観察をした。
    植物の“アマモ”にも棲むのにちょうど良い場所というものがあることが分かった。(高校生)
  • 大切な環境を守るため,継続して調べていきたいと思う。(大学生)
  • 以前見られたハクセンシオマネキが今回は見られなくて,残念だった。(高校生)
  • 干潟は,生き物が少なかったようだが,岩礁にはヒジキがたくさんあった。(高校生)
  • マガキが減って,ケガキが増えているようだ。

◆調査データの概要◆

調査データの資料

(1)生物量調査

ケガキが多くなっている傾向が見られた。
また,秋季調査同様,きれいな海に多いカメノテなどの生物についても確認された。

(2)漂着ごみ

生活系,産業系,自然系のゴミが同程度ずつ見られたものの,量は少なかった。

◆海岸・干潟生物調査マニュアル(従来の調査方法)に基づく「水の汚れ」具合の判定◆

 

調査地点 竹原市賀茂川河口部周辺(ハチの岩) 調査日時 平成20年3月8日(土曜日)
14時30分から18時00分
指標生物名 点数 チェック 指標生物名 点数 チェック
ケガキ 20 ヒジキ 10
アオガイ 19 × オオヘビガイ 9
ムラサキインコガイ 18 × イボニシ 8
イロロ 17 ヒザラガイ 7
イワヒゲ 16 アナアオサ 6
クロフジツボ 15 マガキ 5
カメノテ 14 ムラサキイガイ 4
イシゲ 13 シロスジフジツボ 3
マツバガイ 12 ツノマタ(褐色タイプ) 2 ×
ウミトラノオ 11 タテジマフジツボ 1 ×
チェック欄の○印の数(N) 16 <評価>
1 きれいな海(76点から100点)
2 少しよごれた海(51点から75点)
3 よごれた海(26点から50点)
4 大変よごれた海(0点から25点)
○印の点数の合計(T) 170
平均点(T÷N) 10.6
評価点(平均点×8) 85
評価

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