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平成25年7月20日(土曜日) 地域の宝チャレンジ・トークで広島市を訪ねました

印刷用ページを表示する掲載日2013年7月20日

 今日は地域の宝チャレンジ・トークで広島市を訪ねました。まず,地域の歴史の発掘と新しい魅力づくりによるまちづくりに取り組む「井口・鈴が峰魅力づくり委員会」の楠会長らのご案内で,井口にある小己斐明神を訪ねました。この明神は,昔,平清盛が厳島神社建立の際,鈴が峰より木を切り出し刻印を打ち,筏を組み送り出したことから「刻印の明神」と呼ばれていたようです。次に,正順寺に移動し,建立の経緯と近くにある西国街道跡地の見学を行いました。市内に様々な歴史が眠っていることを再発見しました。

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 次に訪れたのは,地域資源を活用したまちづくりと環境保全に取り組む「段原地区町づくり協議会」です。平成10年から地元に伝わる伝説にちなみ,まちおこしイベント「猿猴川河童まつり」を開催されています。その他稲生神社や物怪伝説を活用したまちおこしも検討中で,アイデア豊かに地域資源を活用したまちづくりに取り組んでおられます。

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 次に地域の宝ネットワーク交流会行いました。交流会には,地元で活躍されている22名に出席していただき,日頃の取り組みについて,情報交換などを行い,相互のつながりを深めました。

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 13時30分,「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」の開会です。平成21年から始めたこの会も,今日が3巡目の最後となりました。これまでに延べ456人の方から発表いただき,6,000人を超える来場をいただきました。本当にありがとうございました。その最終発表者として本日も4組の方々に事例発表を行っていただきました。井口・鈴が峰魅力づくり委員会の楠さん,川島さん,兼重さんから「井口・鈴が峰地区の魅力づくり~「鈴峰」石碑の復元~」と題して,はなみどりの石田さん,六拾部さんから「佐伯区全体を植物公園にする事を目指した「街づくり,人づくり,地域づくり」と題して,舟入高校の佐々木さん,藤井さん,木村さん,沼田高校の本荘さん,樽本さんから「「はばたけ!劇団ピピオ」~弁護士と高校生による合同演劇の取り組み~」と題して,「いじめ」をテーマにした創作劇と合わせて発表いただき,庚午中学校の山本さん,橋本さん,木本さん,小林さんから「目指せ広島一!あいさつの心誇りに」と題して発表いただきました。いずれの発表も素晴らしい挑戦で,社会のそれぞれの役割の中で,ちょっとだけ前に出てみたり,ちゃっとだけこれまでと違う明日に向けて活動を進めることが合わさって大きな力になり,新しい広島県,すばらしい広島県ができると思います。今後とも,一歩ずつ新しい挑戦を続けてもらいたいと思います。

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