平成２４年８月１日（水曜日）　「高校生平和大使」が国連欧州本部に被爆地のメッセージを届けます　

　１０時３０分，平成24年度広島県中央地域振興対策協議会総会が盛大に開催され，私からもご挨拶をさせていただきました。中央地域は，情報通信や電子機械産業などの先端産業をはじめ，大学や研究機関等を擁する産学官連携の拠点です。４月には，東広島・呉自動車道の阿賀・黒瀬間が開通し，山陽自動車道や広島空港へのアクセス機能が強化されました。本県の将来を担う人づくりの環境整備が進んでいるところであり，今後とも高度かつ多彩な人材の育成確保が図れるように取り組んでいきます。

　１４時４５分，２０１２年「高校生平和大使」に選ばれた県立油木高校の川崎さんと広島女学院高校の桑原さんの表敬を受けました。高校生平和大使は被爆地長崎の核廃絶や平和の思いを伝えるため，９８年から高校生を国連に派遣しているもので，今年は８月１９日からジュネーブの国連欧州本部等で被爆地のメッセージを伝達します。お二人からは，色々な人から聞いたメッセージを踏まえて，世界で平和の思いを発信していきたいと意気込みをお伺いしました。私からは，広島の若い人が世界に出て平和のメッセージを伝えることの大切さや若い世代が引き継いで平和が何をもたらすか伝えていくことの大切さをお話し，それをお二人独自の伝え方で伝えてきて欲しいとお願いしました。本当に貴重な体験となると思いますのでがんばってきて欲しいです。

　１８時１５分，平成２４年度広島県私立幼稚園教育研修大会意見交換会に出席しました。危機管理に関する講演やグループディスカッションなどを通じて，幼児教育の専門性を高めるとともに，日頃の取組みなどについてざっくばらんに意見交換をされていました。私も子育てを通じて，新たな発見や貴重な体験をさせてもらってますし，純真で，好奇心が旺盛で，色んなものを吸収し，成長していく姿に驚かされるばかりです。そうした幼児期の教育はとても大切だと思いますし，集団の中で行動を行うことも大変重要だと思っています。先生方には，この研修大会で学ばれた多くの成果を持ち帰られ，今後の幼児教育の充実につなげていただきたい，とお話しました。