平成２４年３月２３日（金曜日）　あいサポート企業・団体の認定式を行いました

　広島県では，鳥取県とも連携しながら，多様な障害の特性を理解し，障害のある方への必要な配慮やちょっとした手助けを実践していく「あいサポート運動」を推進しています。本日は，この運動に賛同をいただいた企業及び団体を「あいサポート企業・団体」として認定する認定式を行いました。昨年１０月にスタートして以来，このたび認定を受けられた企業・団体を含め，１１７企業・団体，２万６千名を超える方々に「あいサポーター」として貢献いただいています。誰もが暮らしやすい共生社会の実現に向けては，地域住民が主体となった支えあいの仕組みづくりが大切となりますので，この「あいサポート運動」を県民一丸となった取組として，引き続き，推進して参りたいと考えています。

　１３時，平成２３年度広島県観光立県推進会議を行いました。平成２４年度は観光地としての「ひろしまブランド」の構築に向けた加速の年であると考えており「瀬戸内ひろしま，宝しま」をブランドキーワードとする新たな観光振興コンセプトに基づき，総観光客数５３０万人の増加を目標として積極的にプロモーション等に取り組むこととしています。本日は，ひろしまブランドの構築や目指すところ等について議論いただき，おもてなし度が低いとの調査結果に対しては具体的にどういったところに課題があっておもてなし度が低いといわれているのかの詳細な分析が必要であること，ホスピタリティ向上に向けて県民一体となった意識醸成が必要であるといったご意見がありました。

　この後引き続いて，大河ドラマ「平清盛」広島県推進協議会総会を行いました。本日の総会では，今年度の事業実施報告や来年度の事業計画・収支予算などについて審議いただき承認をいただきました。今年度は，大河ドラマの放映開始に向けて，プロデューサーの任用やキャラクター設定，ポスター製作などの広報宣伝を進めるとともに，ＰＲ隊である「ひろしま清盛隊」による各種メディアへの露出など，広島と清盛との結びつきを広く認知していただくことに重点的に取り組んで参りました。また，本年４月からの旅行商品造成に向けて旅行会社への観光情報説明会を行うとともに，旅行エージェントに対する営業活動を行いました。更に，一方で必要となる受け入れる側の準備として宿泊業や土産物業等の方々を対象とした研修も行いました。総会の最後に，「ひろしま清盛美少女隊」と「ひろしま清盛」くんが応援に駆けつけてくれました。来年度も，「平成の琵琶法師」嘉門達夫さんを含む「ひろしま清盛隊」とともに，「清盛の広島」を全国にアピールし多くの方々におこしいただけるよう努力して参りたいと思います。