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平成24年2月29日(水曜日) 地域医療を担う医師の確保にかかる協力協定を締結しました

印刷用ページを表示する掲載日2012年2月29日

 15時30分から県庁において,「地域医療を担う医師の確保にかかる協力協定」の締結式を行いました。平成22年の調査結果によると本県の医師数は増加しているものの,中山間地域等の医師数は減少しており,地域の医療提供体制の確保は喫緊の課題となっています。本県では,医師確保に取り組む組織として財団法人広島県地域保健医療推進機構を設立し,広島大学院生による中山間地域での診療支援を行うなど地域医療の確保に努めているところです。今後,市町の協力によって中山間地域の医療の実態をより詳細に把握し,医師の効果的な配置と医療機関どうしの連携を進めることを目的として今回の協定締結に至ることとなりました。それぞれの地域や団体が特定の課題のみに捉われることなく,地域医療全体を向上させる医療を提供できるよう,県をはじめ協定締結者で一致協力して参りたいと考えています。

医師確保にかかる協定締結式1医師確保にかかる協定締結式2

 16時,駐日メキシコ合衆国特命全権大使であるクロド・ヘレル大使がいらっしゃいました。メキシコ合衆国については,広島県からの移住者も多く,メキシコ広島県人会も設けられており,また県内からの進出企業も多く,特に近年ではマツダ株式会社がメキシコ・グァナファト州に車両組立工場及びエンジン組立工場の設立を決め,2013年度に操業を開始する予定があるなど,広島県との繋がりも思いのほか強いものがあります。ヘレル大使からは,メキシコはラテンアメリカ地域における核軍縮・核不拡散を主張する中心的国家であり,世界平和の拠点を目指す広島県とは目標を同じくしているといったお話もあり,私からも大使のような世界のリーダーの方に広島を訪問いただき,核の現実を見るとともに平和がもたらす効果を,この広島のまちから感じていただければ幸いですとお話ししました。

メキシコ大使表敬1メキシコ大使表敬2メキシコ大使表敬3

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