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平成24年2月18日(土曜日) 第7回未来チャレンジ・トークを行いました

印刷用ページを表示する掲載日2012年2月18日

 今日は,広島市,府中町,海田町,熊野町,坂町を対象として,第7回の県政知事懇談「宝さがし -未来チャレンジトーク」を開催しました。はじめに,「ひろしま未来チャレンジネットワーク交流会」を行いました。多くの方が昨年の宝さがし以降も,更なる活動の深化に取り組んでいらっしゃるとのことで,とても頼もしく感じました。

チャレンジネットワーク交流会1チャンレンジネットワーク交流会2チャンレンジネットワーク交流会3

 午後から,県政知事懇談「宝さがし -未来チャレンジトーク」を行いました。初めに,私からビジョンの概略等についてご説明した後,3人の方から事例発表をしていただきました。1人目は広島市中央部商店街振興組合連合会の若狭さん。同連合会では市民と連携したまちづくりとして,6月のとうかさんに合わせた「ゆかたできん祭」,8月6日平和への祈りのイベント「とうろう流し」,11月えびす講に合わせた「えべっさん」,そして冬の広島を彩る「ひろしまドリミネーション」を行っておられます。いずれも広島を代表するイベントとして有名ですが,これらが商店街振興組合連合会が主となって開催されていることは余り知られていないと思います。広島のまちの元気が減りつつあることに危機感を持たれた商店街の皆さんが,具体的な行動を起こすことで賑わいを生み出している事例であり,これだけの大きな行事取り組んでおられることにあらためて敬意を表する次第です。2人目はポパイの会の田中さん。この会の名称は,ポパイのように力強く地域の大人が子どもを守り支えようという思いに基づいて名付けられたそうです。大人が真剣に地域の課題に取り組んでいる姿を子どもたちに見せることが子どもたちの健全な育成に繋がっていくとのお話しでした。3人目の織田さんは,熊野町のシンボル「三石山(みついわ)」を通じた地域との交流について紹介していただきました。みんなが登れるようにとボランティアで遊歩道整備に取り組み始めたら,100人以上の方が賛同して一緒になって作業をしてくれたそうで,一人の具体的な行動が多くの人の共感を生むという素晴らしいお話だったと思います。

チャレンジトーク事例発表1チャレンジトーク事例発表4チャレンジトーク事例発表2チャレンジトーク事例発表3

 最後に,5人の方々に「私の挑戦」について発表していただきました。今日の対象地域が広島市等ということで,いわゆる都市部にお住まいの方々による発表でしたが,ややもすれば地域との繋がりが希薄となりがちなところを,学校の先生や先輩,或いは近しい方々で協力して取り組むことで,人と人との繋がりが深まっているといったお話しがありました。私はこれまでも「広島県を変えていくのは県民のお一人おひとりの挑戦が必要です」とお話ししてきましたが,本日の皆さんの発表をお聞きして,自らのできることに取り組めば大きな成果に結びついていくということをあらためて感じました。

私の挑戦1私の挑戦2私の挑戦3私の挑戦4私の挑戦5

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