平成３０年１０月２６日（金曜日）へき地医療貢献者表彰の伝達を行いました
印刷用ページを表示する掲載日2018年10月26日
１０時，「わたしと宇宙展」のオープニングセレモニーに出席しました。
宇宙の神秘に触れ，地球に息づく生命について考えるこの展覧会は，宇宙研究の最前線に触れることができる貴重な機会です。宇宙航空科学を探求するだけでなく，このほしに生まれた私たちの奇跡と，命の大切さを実感し，ひいては平和の重要性を見出していただけるものと考えており，核兵器廃絶と復興・平和構築の取組を進めている広島県で，こうした展覧会が開催されることは，とても意義深いことだと感じています。観覧された皆様が，宇宙的な視野に立ち，地球規模の諸課題について考えていただく機会になることをご期待申し上げます。
１３時３０分，平成３０年度へき地医療貢献者表彰伝達式に出席しました。
「へき地医療貢献者表彰」は，山村・離島など医療に恵まれない地域における医療確保に献身的に尽くしてこられた自治体立の病院・診療所に勤務する医師に対して表彰されるもので，今年度，全国２０名の中で，広島県内では神石高原町立病院の服部文子副院長が受賞されたため，私から伝達をさせていただきました。第一線の臨床医としての長年にわたるご功績に対して，深く敬意と感謝の意を表します。多くの過疎・離島地域を抱える県では，無医地区数が全国２位という状況にあります。こうした中，県では，どこでも適切な医療を受けられるよう，中山間地域の公的病院やへき地診療所と連携し，医療体制の確保や在宅医療を推進しているところであり，服部先生には，引き続き，ご支援・ご協力をいただければと思います。
