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平成29年5月31日(水曜日)平成30年度施策に関する提案活動を行いました

印刷用ページを表示する掲載日2017年5月31日

8時00分,「平成30年度施策に関する提案」説明会に出席しました。
広島県に関係する国会議員の皆様にお集まりいただき,平成30年度政府予算の編成及び施策の決定に向けて,本県の様々な施策や取組を推進するに当たり,国との連携が必要な事項について提案させていただきました。
まず,国会議員の皆様方には,御多用にもかかわらず,早朝から御出席いただき,誠にありがとうございます。また,平素から本県行政の推進に多大な御支援,御尽力を賜っており,厚くお礼を申し上げます。
さて,平成29年度の税制改正及び政府予算につきましては,本県が提案していた項目のうち,地方創生の分野では,地方創生推進交付金が1,000億円確保されるとともに,働き方改革については,仕事と家庭の両立支援等に取り組む企業への支援など,前年を大幅に上回る予算額が確保されました。また,災害に強いまちづくりの推進に向けて,緊急防災・減災事業債が4年間延長されるとともに,私立学校耐震化に係る予算の大幅な増額や耐震改築補助制度が2年間延長されるなど,提案の実現に当たって御配慮いただき,厚くお礼を申し上げます。
先日発表された平成26年度県民経済計算の結果では,県内総生産の増加率は全国の1.3%に対し,本県は4.1%の増加であり,また,一人当たりの県民所得の増加率は,全国の前年比がほぼ横ばいであるのに対し,本県は2.6%の増加と,いずれも全国トップとなっております。こうした好調な経済を背景に,本県の人口動態は,昭和50年の国勢調査以来40年ぶりに社会増に転じております。
本県では,「仕事でチャレンジ!暮らしをエンジョイ! 活気あふれる広島県」を目指し,県民の皆様が,仕事も暮らしもどちらもあきらめずに追求していくことができる「欲張りなライフスタイル」の実現を応援する取組を進めております。特に,成育環境の違いにかかわらず,全ての子供が健やかに夢を育むことのできる社会づくりに向けた「ひろしま版ネウボラ」の推進や,「学びの変革」を先導的に実践する学校の新設,個人の状況やライフスタイルに応じた多様な働き方の促進のための「働き方改革」の推進,魅力ある地域環境の創出に向けた「ひろしま・さとやま未来博2017」などに取り組むこととしております。
地方が地域の実情に応じて,長期的・戦略的に魅力のある地域づくりに取り組むことができるよう,地方分権改革の更なる推進や必要な地方の一般財源総額の確保について,格別の御配慮を賜りますようお願いいたします。
この度の提案は,本県の様々な施策や取組を推進するにあたり,本県独自又は喫緊の課題を踏まえて,国との連携が必要な事項について提案するものでございます。国会議員の皆様方におかれましては,本県の提案に御理解をいただきますとともに,平成30年度の政府予算の編成及び施策の決定に当たり,御指導・御支援を賜りますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

【施策に関する提案説明会の様子(写真右は,宇田県議会議長)】
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