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平成27年12月5日(土曜日)地域の宝チャレンジ・トークで尾道市を訪問しました

印刷用ページを表示する掲載日2015年12月5日

 10時00分,第18回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」で尾道市を訪問しました。最初に御調町大田の道の駅クロスロードみつぎに御邪魔しました。こちらでは御調高校の生徒さん方の活動や4月にリニューアルされたレストランや野菜市を見学させていただきました。見学中,ミツギレンジャーの3人がボディガードのようにずっと一緒にいてくれました。

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 11時00分,次に原田町の原田芸術文化交流館「やまそら」に伺いました。ここは廃校になった中学校の校舎を利用して地域の様々な活動の拠点として再生された施設です。地元出身の彫刻家矢形勇氏の作品の展示や地域の歴史を紹介するコーナー,キッズスペースにカフェなどいろいろな施設が地域の皆さんの手で運営されていました。

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 12時5分,場所を尾道市民センターむかいしま「こころ」に場所を移して,地域の宝ネットワーク交流会を開催しました。これまでの「宝さがし」や「チャレンジ・トーク」に参加していただいた方を中心に,昼食をいただきながら情報交換させていただきました。短い時間ではありましたが,参加者皆さんの地域での活動などについて活発に意見交換していただきました。これを機会にまた新しいネットワークが作られていくことができればと思っています。

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 13時30分,「湯崎英彦の地域の宝 チャレンジ・トーク」の開催です。今回は4組の方に発表していただきました。まずは,午前中に視察させていただいた原田芸術文化交流館「やまそら」の活用委員会委員長の佐藤顕治さんと交流館内で「ヤマソラパーチカフェ」を運営する清水麻紀さんです。佐藤さんからは展示だけでなく,地域のニーズに合わせたいろいろな施設を常設することで,継続して人に来ていただける施設とすることを目標にいろいろな取り組みに挑戦しているというお話を,清水さんからは交流館内でキッズスペースなどを運営する方々からのメッセージを紹介していただきました。次に尾道市因島重井町の重井町文化財協会会長の村上吉信さんです。村上さんからは重井八幡神社での「あかり祭り」を色々な人の知恵と工夫によって成功させたというお話や,地元の道路に「伝六ロード」と名前を付けて名所や伝説,民話を地図にして看板を設置し,子ども達にふるさとの歴史や文化を伝える活動を行っていることについてお話をいただきました。続いて県立御調高校2年生の近藤夏生さんと廿枝真由さんです。お二人からは御調高校2年生が総合的な学習の時間の一環として「自然」,「食べ物」,「文化・伝統」,「福祉・医療」,「ソフトボール」を御調の五つの宝と定めて,グループに分かれて道の駅や公民館などで活動していることについて発表していただきました。発表者の2人の後ろは当然ミツギレンジャーの3人が守っていました。最後は私立尾道高校3年生の加藤靖崇さんです。加藤さんは台湾への修学旅行で,英語力と積極性の不足を実感し,それを克服するために台湾の大学への進学に向けて勉強されていること,そして将来は台湾からイギリスの大学への留学も視野に入れていること,また大学では農業経済学について勉強し,将来は地元でその知識を活かして活動したいという夢を語ってくれました。

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 15時15分,同じく尾道市民センターむかいしま「こころ」で県・市町連携会談を行いました。尾道市の現状についてお話を伺うとともに,観光交流人口の拡大のための取組やそれを定住につなげていくための方策,観光客の滞在時間や消費額を伸ばすための取組,また農林水産業の6次産業化の推進などについて意見交換しました。また,県からは広島県「みんなで減災」県民総ぐるみ運動への協力をお願いするとともに,尾道市での取組状況についてお話を伺いました。

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