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平成27年9月12日(土曜日)地域の宝チャレンジ・トークで府中町を訪問しました

印刷用ページを表示する掲載日2015年9月12日

 10時,第15回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」で府中町を訪問しました。最初に府中町浜田の空城山運動公園に御邪魔しました。こちらではボランティア団体「チーム空城」の代表である岩崎さんをはじめとした皆さんのご案内で,子ども達の陸上記録会を見学しました。100メール走のスターター役で少しだけお手伝いさせていただいた後,子ども達に交じってソフトボール投げに挑戦しました。その後,空城山公園の外周を回りながら,「チーム空城」の皆さんがこの運動公園を中心とした活動を行う中で,町民の居場所づくりに貢献されているお話を伺いました。

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 11時10分,続いて府中町本町のくすのきプラザで,一般財団法人呉娑々宇スポーツクラブの末釜事務局長のご案内で,約80人の小学生がビーチバレーボールを行っているところを見学しました。見学といっても実際に小学生の皆さんに交じって一緒にビーチバレーボールをプレーさせていただいたという方が正しいかもしれません。一緒にプレーさせていただく中で,いろいろな学年の小学生が,大人も混じる中で,勝ち負けではなく,プレーを楽しんでいる姿にとても感銘を受けました。

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 12時,同じくくすのきプラザで,地域の宝ネットワーク交流会を開催しました,これまでの「宝さがし」や「チャレンジ・トーク」に参加していただいた方を中心に,昼食をいただきながら情報交換させていただきました。お互い初めてお会いする方々や偶然昔お世話になった方と再会する方もいらっしゃるようでしたが,皆さんの話も弾んでいました。これを機会にまた新しいネットワークが作られていくことができればと思っています。

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 13時30分,「湯崎英彦の地域の宝 チャレンジ・トーク」の開催です。今回は4組の方に発表していただきました。まずは,家庭教育支援チーム「くすのき」の田村雅恵さん,米田珠美さん,松浦美都子さんの3名です。皆さんはご自分の経験から親が子育ての技術や知識を学ぶ「『親の力』を学びあう学習プログラム」,通称「親プロ」の取組についてお話をいただきました。親プロは従来の受け身型の学習から参加型の学習に転換したもので,多くの子育て中の父親母親の方から高い評価を得ていることや活動していく中で出てきた課題などについてお話をいただきました。「まるごと府中町実行委員会」の深川暢寛さんと森脇健二さんです。お二人は府中町の出身ではなく,他の市町村から転入された方とのことです。だからこそ,新鮮な目線で府中町を見たときに,素晴らしい活動をされている方々が多いのに,その活動の発信力が弱いのではないかと感じたそうです。なかなか実際の動に移るきっかけがなくじりじりとした時間も過ごされたようですが,今では様々な活動を行われており,その中から地域のニーズと課題を踏まえた「まるごと府中町」(病院編と公園編)というマップの作成活動を題材にお話をいただきました。中高生実行委員会「ジョイントフェローシップ」の渡部健太君,浜崎さくらさん,田中瑞沙さんの3人です。「ジョイントフェローシップ」は府中町に在住する学校も学年も違う中高生約20人が集まり,地域に根差したイベントの企画・運営・実施を行っている団体です。3人は「譜宙雷舞」(ふちゅうらいぶ)という音楽イベントを実施した際の経験を例に出して,大きなイベントを行う上での難しさやイベントをやりきった時の充実感や達成感について話をしてくれました。府中町立府中中学校3年生の高野仁奈さんと栄井志月君です。2人は中学校の総合的な学習の時間で,府中町について学習していること,その成果を活かしたイベント「椿ランド」を開催したことについて話をしてくれました。椿ランドを開催するために夏休みを利用してグループに分かれ,段ボールを使ってセットを作ったことや大量の折り紙を作る必要があり苦労したこと,そして開催当日,多くの子供たちが会場に来て楽しんでくれたことで,それまでの苦労が喜びに変わったことなどについて話をしてくれました。

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 15時15分,同じくくすのきプラザを会場に,県・市町連携会談を行いました。府中町の現状や主な取り組みについてお話を伺うとともに,子育て世代が居住を選択するたちづくりや計画的な都市整備の推進,だれもが安心・安全に暮らせるまちづくりなどを議題に意見交換しました。また,県からは広島県「みんなで減災」県民総ぐるみ運動への協力をお願いするとともに,府中町での取組状況や課題などについてお話を伺いました。

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