9時,広島市内のグランドプリンスホテル広島において,核不拡散・核軍縮のためのアジア太平洋リーダーシップ・ネットワーク,通称APLNの会議に参加しました。APLNは元オーストラリア外相で,現オーストラリア国立大学学長のギャレス・エバンス氏が座長を務める,核兵器のない世界を支持するための有識者のネットワークです。今回は,12ヶ国,27人の有識者の方が参集されました。会議の開催に当たり,まず広島への原爆投下により犠牲になられた方々に対する黙とうが行われました。続いて核軍縮の方向性や核セキュリティ,また原子力の安全と平和利用などについて意見交換を行いました。この会議は明日も引き続き行われ,APLNとして声明を取りまとめて発表することとしています。こうした動きが世界に広がり,一日でも早く核兵器のない世界が実現できればと思います。