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平成26年8月6日(水日)平成26年度平和記念式典に参列しました

印刷用ページを表示する掲載日2014年8月6日

8時,平和記念公園で行われた広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参列しました。43年ぶりとなる本格的な雨の中,安倍首相や岸田外務大臣などの政府関係者やキャロライン・ケネディ米国駐日大使をはじめとした各国大使など,多くの方々が参列されました。

 原子爆弾による破壊が,人間の死や建造物の物理的な破壊を超えて,人々が暮らしていた地域の歴史や家族の記憶などを文字通り丸ごと消し去ってしまう,「人間的生の全体的破壊」をもたらすことを,私たち広島県民は,身をもって知っています。私たちにとって,核兵器のない平和な国際社会の実現は,長年にわたり切望してきた大きな願いです。

  今年の4月にこの広島の地で開催された軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)広島外相会合では,各国外相などから,被爆体験の証言に非常に深く心を動かされ,「核兵器のない世界という目標を達成する」という決意を新たにしたとの発言が相次ぎました。また,核兵器の非人道性をテーマに掲げた国際会議が,ノルウェー,メキシコで開催されるなど,広島が長い間訴えてきた,核兵器の悲惨さや非人道性に対する認識が,非核兵器国やNGOを中心に世界中に着実に広がっています。
 
 今春,私自身も,広島県知事として初めて,NPT運用検討会議準備委員会に出席する中で,核兵器が非人道的な兵器であることを身をもって経験した我が国,そして広島だからこそ,核兵器の非人道性について開かれた議論を喚起し,様々な立場の違いを超えて,人々がより高い目標に向かって共に行動するための触媒としての役割を果たすことができるのではないかという思いを,改めて強くしました。
 
 こうした思いを胸に,私は,「人類史上初の原子爆弾による廃墟から復興した地」である広島の使命と役割を取りまとめた「国際平和拠点ひろしま構想」に基づき,「ひろしまレポート」や,東アジア地域の核軍縮に関する「ひろしまラウンドテーブル」の開催などの取組により,国際社会における核兵器廃絶のプロセスの着実な進展を支援するとともに,広島の復興プロセスとその成果を,紛争終結国等の人材育成に活用するなど,平和な国際社会の構築に貢献していきたいと考えています。
(平和記念式典の写真はありません)

 12時10分,「ユース非核特使」の委嘱式に参加しました。このたび日本全国の高校生21名が「ユース非核特使」に委嘱されることとなり,式に参加した12名の高校生一人一人に岸田外務大臣から直接委嘱状が手渡されました。特使となられた方々は,これからスイス・ジュネーブの国連欧州本部などを訪問され,核兵器廃絶のスピーチ等を通じて,核兵器の悲惨さと廃絶の必要性を訴えていかれるとのことです。被爆者の方々から,被爆の実相と核兵器廃絶への思いをしっかりと受け継ぎ,核兵器のない平和な世界の実現に向け,志を高く,誇りを持って活躍されることを心から願っています。

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