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平成25年8月6日(火曜日) 平成25年度平和記念式典に参列しました

印刷用ページを表示する掲載日2013年8月6日

 8時,平和記念公園で行われた広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参列しました。今年も8月6日の原爆の日を迎え,安倍総理ほか政府関係者や野党の代表者,各国の大使など,多くの方々が参列されました。 

 私は,「人類史上初の原子爆弾による廃墟から復興した地」である,ここ広島に暮らし,平和がもたらす幸福と繁栄を享受している私たちの使命と役割を取りまとめた「国際平和拠点ひろしま構想」に基づき,「核兵器廃絶」と「復興・平和構築」の取組を積極的に推進したいと思っています。

 「核兵器廃絶」では,核軍縮に関する各国の取組状況を取りまとめた「ひろしまレポート」や,東アジア地域の核軍縮・軍備管理に焦点を当てた多国間協議の場である「ひろしまラウンドテーブル」などの取組により,国際社会における核軍縮のプロセスの進展を支援し,核兵器廃絶に向けた大きなうねりを生み出していきたいと考えています。

  また,「復興・平和構築」については,広島の復興プロセスを,教育,保健・医療,都市計画等の各分野にわたって調査・研究し,取りまとめて,その成果を紛争終結国の国づくりに活かすことや,県内の平和関係の研究・教育機関のネットワークの充実・強化などに取り組み,平和な国際社会の構築に貢献していきたいと考えています。

さらに,「ピース・アーチ・ひろしま」プロジェクトを通して,広島から世界へ平和のメッセージを強く発信するとともに,平和貢献活動を持続的に支援する仕組みを構築していきたいと考えています。

 こうした取組を国内外の様々な主体と協働しながら,今後も着実に積み重ねていくことで,広島が世界恒久平和実現のための世界の中心的拠点となることを目指して参ります。

(今日は写真はありません)

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