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平成28年1月30日(土曜日)地域の宝チャレンジ・トークで廿日市市を訪問しました

印刷用ページを表示する掲載日2016年1月30日

 10時20分,第21回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」で廿日市市を訪問しました。最初に上平良の(株)徳永園芸にお伺いし,廿日市ばら推進協議会代表の徳永和宏さんから「切りバラ」普及の取組についてお話を伺いました。こちらでは年間40万本の切りバラを出荷されているとのことで,ハウス栽培の様子を視察させていただくとともに,バラの花束づくりにも挑戦させていただきました。自分で作った花束は記念にといただくことができましたので,自宅まで持ち帰り,妻にプレゼントしました。

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 11時,同じく上平良でJA苺部会会長の國宗正子さん宅を訪問し,苺のハウス栽培の様子を視察させていただきました。平良は全盛期には100戸近くの苺農家がある一大産地でしたが,今では苺栽培をしている農家が9戸にまで減少しているとのことです。苺栽培のハウスなどを視察させていただきながら,國宗さんから商工会議所が産地復活をかけて取り組んでいる「はつかいちご」のブランド化などについてお話を伺いました。

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 12時05分,場所を大野学園に移して,地域の宝ネットワーク交流会を開催しました。これまでの「宝さがし」や「チャレンジ・トーク」に参加していただいた方を中心に,昼食をいただきながら情報交換させていただきました。今回は皆さんの都合が悪く少し少ない人数での開催になってしまいましたが,その分お一人お一人の近況やご意見をいつもより長くお聞きすることができました。

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 13時30分,「湯崎英彦の地域の宝 チャレンジ・トーク」の開催です。今回は4組の方に発表していただきました。まずはファミリアクリエイト代表の川本真督さんです。川本さんは東京と廿日市を行き来しながら広島の魅力を東京に発信するイベントなどを行われており,これから取り組もうとされている日本酒と海外ブランドとのコラボなどについてお話をいただきました。次にまっちゃんの野菜お届け隊の代表であり,またNPO法人「若者支援ネットはつかいち」代表理事でもある松本緋沙恵さんです。松本さんはご自分の中学校時代の不登校や高校中退という体験をもとに取り組まれている,若者の社会参加と自立を促すための活動についてお話をいただきました。続いて県立宮島工業高校建築科3年生の北原美幸さん,濱田賢人君,山本拓也君の3人です。3人からは宮島工業高校建築科が取り組んでいる地域貢献活動についてお話をいただきました。地域のお祭り会場に大きなオブジェを作成していることや保育園にウサギ小屋を贈呈していること,また依田神社の改修工事の様子などを紹介してくれました。最後は廿日市市立大野中学校2年生の下川敬弘君です。下川君からは自分自身が体格的に恵まれていない中で,自らバットを選び,工夫しながら継続して素振り練習をした結果,初ヒットが打てたこと,そしてそれがとてもうれしかったということや,大野中学校が地域の方々から色々なご支援をいただいており,その恩返しの意味も込めて地域に大野中学校の活動状況を発信しているという話をしてくれました。

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 15時10分,同じく大野学園の部屋をお借りして県・市町連携会談を行いました。廿日市市の現状についてお話を伺うとともに,地域医療・介護の問題や2020オリンピック・パラリンピックに向けた廿日市市のホストタウン構想,観光交流人口の拡大に向けた取組について意見交換しました。また,県からは広島県「みんなで減災」県民総ぐるみ運動への協力をお願いするとともに,廿日市市の状況についてお話を伺いました。

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