平成２３年１０月２９日（土曜日）　事業レビューを行いました

　ひろしま未来チャレンジビジョンを実現していくためには，個々の事業の成果を追求する県政運営が必要となります。現在，ＰＤＣＡサイクルによる新たな施策マネジメントシステムの構築に取り組んでいるところですが，今回，その一環として現在実施している事業や施策について，その有効性や目標設定などについて広く県民の方々のご意見を伺う「事業レビュー」を行うこととしました。過去２年，事業仕分けを行い，２０．３億円の圧縮を図ってきたところですが，今回は，まさに今進めつつある事業・施策をチェックするという趣旨でレビューを開催いたしました。

　１０時，広島城本丸広場のステージで行われた「ひろしまフードフェスティバル」開会式に出席しました。すっかり広島の秋を象徴する行事となりましたフードフェスティバル。今年は地産地消をメインテーマとして，生産者と消費者，都市と農村の幅広い交流とともに，地域の特産物や農産漁村の魅力を発信していくとのことです。開会式後は，県立の農業高校等による実演販売のブースを訪問しました。いずれの学校も実習成果を活かすとともに，ひと捻り工夫した商品を販売しており感心させられました。開会式直後だというのに，いずれの販売ブースもたくさんのお客さんで，フードフェスタの人気の高さを改めて感じました。

　今年のフードフェスティバルでは，本県が主催となって男性育児休業等促進キャンペーンを行わせていただきました。１２時３０分，再びステージにあがり，男性の育児休業促進に関する県施策のご紹介や現状等についてお話をさせていただきました。

　この後，再び事業レビューの会場へ戻り，議論の様子を傍聴しました。今回のレビューでは，数値目標から質の向上を目標に設定すべきなど有意義なご意見が多数ありましたので，次のアクションに向けた参考として参りたいと思います。今回の事業レビューは初めての試みということで，参加の委員さんからは日頃の考えを申し述べる良い機会であったなど，評価をいただいたところですが，今後このレビュー自体のＰＤＣＡもしっかりと行って，より効果的な施策マネジメントに繋げていきたいと考えています。