11時,被災地から昨夜,帰広されたDMAT(災害派遣医療チーム)のメンバーに,被災地の状況などを報告いただきました。
【DMATとは】
災害の急性期(概ね48時間以内)に活動できる機動性を備え,厚生労働省の認めた専門的な訓練を受けた災害派遣医療チーム(通常,医師・看護師・事務等の5名程度で構成される。)
本日,報告に来られたのは,県立広島病院のチームで,広島県統括DMATの山野上敬夫救命救急センター長,DMATリーダーの竹崎亨麻酔科部長さんら,9名の皆さんです。
広島県からは,DMATとして,県立広島病院チームのほか,JA廣島総合病院,国立病院機構呉医療センター,広島大学病院の計4チーム25名が,先週11日(金曜日)に海上自衛隊輸送艦で被災地に出発されました。
今回の災害は激甚であり,国全体を挙げての支援が,長期間にわたって必要になると考えられます。広島県でも,本日,県や県内市町の備蓄物資(乾パン,乳児用調整粉乳,パン,クラッカーなどの食料や,毛布,おむつ,簡易トイレなどの生活必需品)を被災地に提供するための体制を整え,今日,現地に向け出発します。今後とも,広島県を挙げて,できる限りの支援を行いたいと思います。
県HP 「東北地方太平洋沖地震への支援情報」 ※随時アップデート中