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平成22年11月14日(日曜日) 核兵器廃絶に向けた「広島宣言」が発表されました

印刷用ページを表示する掲載日2010年11月14日

 9時30分から,平和記念公園において,ノーベル平和賞受賞者サミット平和アピール及び平和サミット賞受賞者授与式が行われました。初めに,6名の個人受賞者それぞれからスピーチがあり,核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて私たち一人ひとりが積極的に行動を起こさなければならないといった内容のメッセージが発せられました。この後,私はスピーチにおいて,核兵器廃絶に向けての具体的なプロセスの構築と,平和構築のための具体的な行動,そして新たな安全保障体制の構築という3つの課題解決,そして世界がその実現のために,新たな理論を構築し,実践し,メッセージを発信するという3つの行動を提案しました。私は,広島が世界の平和の拠点として,3つの課題解決と3つの行動のために,引き続き貢献していくために尽力して参りたいとお話しました。この後,ロベルト・バッジョさんと日本原水爆被害者団体協議会に平和サミット賞が授与され,最後に,核兵器廃絶に向けた「広島宣言」が発表されました。

 宣言では,核兵器の使用は人道に反する犯罪であること,アメリカとロシアに対して新核軍縮条約の批准を早急に進めること,すべての種類の核兵器の大幅削減,そして,政府や市民に核廃絶への行動を求めるなど,6つの項目を掲げており,世界に向けた力強いメッセージがここ広島から発信されたことは大変意義深いことであると考えています。

平和サミット賞授与式1平和サミット賞授与式2平和サミット賞授与式3

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