朝8時過ぎ,県経営戦略会議を開き,広島県の新たな総合計画「ひろしま未来チャレンジビジョン」を決定しました。
今年度は,私の県政の実質的なスタートの年として,新たな挑戦のための仕込みと基盤づくりの年と位置づけていますが,新たなビジョンは,その基本となるものであり,今後概ね10年後を展望し,本県の目指すべき姿と,これを実現するための取組の方向や戦略を明らかにしたものです。
このビジョンには「県民の力とイノベーションで未来をつくる」という副題を付して,「人づくり」「新たな経済成長」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」の,4つの”挑戦”を行うこととしています。このビジョンのもと,県庁はもとより,県民一人ひとりが,目指す姿,希望あふれる広島県の将来像を共有し,それぞれの立場で新たな広島県づくりに取り組むことで,ビジョンに掲げる基本理念”将来にわたって『広島に生まれ,育ち,住み,働いて良かった』と心から思える広島県の実現」ができると考えています。
戦略会議終了後,9時過ぎから県庁で新たなビジョンの記者発表を行いました。
10時から,広島市役所で,広島市の秋葉市長と会談をしました。今回は,広島市が招致を検討している2020年夏季オリンピック,広島西飛行場のあり方,出島廃棄物処分場,外国人観光客の誘致対策といった項目について意見交換をしました。また,私の育児休暇についても,会談の席上でエールをいただきました。
11時から,同じく広島市役所で,2010年ノーベル平和賞受賞者世界サミット支援推進協議会の会議に出席しました。いよいよ開催まで2週間あまりに迫り,準備も大詰めです。
昼から,市内ホテルで行われた,広島県町村長OB会総会に出席しました。平成の大合併前の町村で首長を務められていた皆さん方,まだまだ元気でいらっしゃいます。これまでの経験を生かしていただき県政も含めて地元行政の推進をバックアップしていただきたいと思います。