13時過ぎ,中区の広島県民文化センターで開催された「平成22年度『看護の日』広島県大会」に出席し,主催者の一人として挨拶をさせていただきました。
また,この大会の中で,看護職員をはじめ,広く県民の皆さんの中から,看護の向上に貢献された方を表彰する「ひろしまナイチンゲール賞」の表彰式があり,池田ウサミさんをはじめ5名の皆さんに表彰状を授与させていただきました。
15時から,三原市芸術文化センター(ポポロ)で開催された,三原商工会議所の創立70周年記念式典に出席し,祝辞を述べさせていただきました。
18時から,福山市の鞆公民館で開催された第1回「鞆地区地域振興住民協議会」に有岡副知事とともに出席しました。去る1月11日に,地元住民の皆さんに現地をご案内いただき,さまざまなご意見を伺った際に,地元住民の皆さんに一同にお集まりいただき,議論する場への出席をお願いしましたが,今回,こうして第1回目の開催の運びとなり,鞆の将来に向けた新たなスタート地点に立てたものと考えています。
鞆の再生・活性化には,埋立架橋計画の是非のみが大きな問題として取り上げられることにより,地域が分断され,将来に禍根を残すことがないよう,解決を図っていくことが重要です。そのため,さまざまな意見をお持ちの地元住民の皆さんが,鞆が直面する課題や解決方法について,認識を共有し,合意形成を図る必要があることから,この協議会を開催するものです。議論を積み重ね,一定の方向性を見出すことにより,解決に努めていきたいと考えています。
協議会は,県の主催ですが,議事進行は,県が選任した牛島信氏(弁護士)と大澤恒夫氏(弁護士)に全面的に委ねることにしました。その理由は,この協議会での地元住民の皆さんの議論は,これまでの長年の経緯をひも解き,根本的なところから進める必要があると考えており,そのためには,計画に関わっていない,中立的な第三者に仲介役として入っていただき,議論の整理を行っていただくことが適切であると判断したからです。
住民協議会の終了後,有岡副知事らとともに記者会見に臨みました。今回の協議会会場であり,記者会見の会場となった公民館の会議室は多くの報道陣で埋め尽くされました。改めて鞆の問題についての関心の高さを実感しました。今後,十分な議論を行っていただきながら,なるべく早期に合意形成につなげていければと考えています。