県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし」の第2回として,三原市を訪ねました。
はじめに,三原だるま工房を訪ねました。三原だるまは振るとカラカラと音がするのですが,工房長の久保さんによると,「鳴る,(物事が)成る,(農作物が)生る」,そして,倒れてもすぐに起き上がるので,物事が成就するという意味があるのだそうです。私も,宝がたくさん見つかることを願って,だるま作成に取り組んでみました。
その後,帝人通商店街を歩いて移動し,ペアシティ三原東館跡地を視察しました。市では広場にする計画とのことでしたが,これをチャンスと捉え,市民の皆さんがいかに活用されていくかがポイントだと思います。やっさ祭りでも,人の集まる拠点となることでしょう。
その後,筆影山山頂の展望台へ。今日は,空気が澄んでいて,光の具合も島の陰影も最高に美しい瀬戸内海でした。この美しい自然,多島美を世界中の人に見に来ていただきたいですね。「海の道1兆円構想」では,世界の例も学び,是非,実現させたいと思います。
午後から,ゆめキャリアセンターで12名の市民の方と意見交換をしました。今回初めて高校生の方が参加してくれ,広島県のアピール力をもっと強化する必要がある,若い人にとって魅力的な居場所が必要であるとの意見を貰いました。若い人だけでなく,高齢者の方にも,住んでよかったと思える広島県にしたいとお話しました。今回参加の皆さんは,地域のみならず広島県,日本全体の課題に取り組んでおられる方が多く,今後も広島県を牽引するリーダーとなって頂きたいと思います。