この県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし」は,広島県の底力として地域に存在する「宝」や磨くと光る「宝のもと」を探して,私が1年間をかけて県内各地の現場を訪問し,県民の皆様と直接お話するために開催するものです。
今日は,その第1回として北広島町を訪ねました。
次に,蕎麦打ち名人として知られる高橋さんの「達磨 雪花山房」を訪ねました。高橋さんの匠の技で,みるみるうちに蕎麦が打たれていきました。高橋さんは,豊平に移り住んでこられた理由を「水と人が素晴らしいから」とおっしゃっていました。豊かで清らかな水,そして温かな人,大切な宝ですね。
午前の最後は,県立加計高校芸北分校を訪ねました。グランド一面に雪が積もっているような寒い日にも関わらず,神楽部の方々が練習風景を見せてくれました。部員の方は,皆さん他の運動部にも所属しているとのことでしたが,ぴったり息の合った演技は素晴らしかったです。
午後からは,芸北文化ホールで町民12名の方との意見交換を行いました。新規就農にあたっての悩み,雪を資源とした観光客誘致,耕作放棄地の対策,地域の安全のための声かけ運動など,地域で抱えておられる悩みや課題についてお話をお聞きしました。課題と宝はうらはらで,宝にするためには色々な課題があるということだと思います。私は広島県の底力を発揮するために,これらを宝や力とするために取り組んでまいりたいと思います。