本文
平成20年度志の教育(府中市) 【事業・学習プログラム事例】
詳細はこちら
分野:青少年育成
事業形式:学級・講座
学習展開方法:講義・演習型
事業の様子 | 高校生の先輩より講話 | 大学生のスタッフがアイスブレイク | 伝えよう 私たちの夢や目標 |
|
---|
特徴 | ●県のプログラムを活用し,府中市独自でアレンジ! 広島県で行っているパイオニアスピリット実践セミナーのプログラムを活用し府中市独自で計画して,実施。中学生対象で行っていることや県のセミナー修了生やスタッフが講師として,積極的に参加している。 ●府中市でのキャリア・スタート・ウィークとの連携 演習や交流で行う内容を,府中市で行われているキャリア・スタート・ウィークと相互につなげていける内容にした。 ※キャリア・スタート・ウィーク・・・夏期休業中に,市内事業所で行われる中学2年生全員を対象にした5日間の職場体験学習。 |
---|
概要 | 《趣旨》 府中市内の中学生が,様々な出会いを通して自己肯定感や目的意識を育むとともに,自らの目的に向かって挑戦し続けようとする高い志と社会に貢献しようとする意欲と実践力を育むことを目的として地域版セミナー(志の教育推進事業)を実施した。 《参加者》 市内の中学校2年生 19名 《日程》 全3回3日間 (1)第1回セミナー[10月 5日(日曜日)] (2)第2回セミナー[12月 7日(日曜日)] (3)第3回セミナー[ 1月18日(日曜日)] 《場所》 府中市生涯学習センター 《各回の内容》 ○テーマ『知り合う』 【演習(1)】 「お互いを理解し合うために」 ねらい:アイスブレイキングを通して,相手を知り,自分を理解してもらう方法を学ぶ。 講師:安芸の子かっぱ組 【講話(1)】 「これからの府中市を担う君たちへ」 ねらい:経営者や組織の代表者の立場から,夢や志を持ち,社会貢献に対する考え方を学ぶ。 講師: NPO法人上下国際親善協会 副理事 西宮 達二さん 【交流】 「キャリアで学んだこと」 ねらい:キャリアウィークスタートで,自ら体験し学んだことや将来についての目標について意見交流を行う。 ○テーマ『つながる・まとめる』 【交流】 「キャリアで学んだこと」 【講話(2)】 「私の夢と志~パイオニアスピリット実践セミナーで学んだこと~」 ねらい:パイオニアスピリット実践セミナーに参加した先輩や県内でボランティア活動に参加している大学生から, 自分の夢や志に向かう姿勢を学ぶ。 講師:広島県立上下高等学校 福品 真依 さん(パイオニアスピリット実践セミナー参加者) 「私の夢と志」 講師:安芸の子Kappa組 益田 峻佑 さん(パイオニアスピリット実践セミナースタッフ) 【講話(3)】 「私の夢と志」 ねらい:講師自らの活動を通して,自分の夢に向かっている生き方から学ぶ。 講師:ソプラノ歌手 村上 彩子さん(府中高等学校出身) 【演習】 「プレゼンテーションの準備をしよう」 ○テーマ『伝える』 【発表】 グループ発表「府中を発信しよう」 個人発表「伝えよう 私たちの夢や目標」 ねらい:セミナーで学んだことや体験したことをまとめ,発表する。 《受講生の感想》 ・前より積極的になれたし,友だちとかへの接し方も違うようになった。 ・人の事を考えて行動できるようになったし,人に自分の意見を言えるようになった。 ・将来のことを考えようと真剣に思った。 |
---|
成果等 | 【成果や今後に向けて】 ・キャリア教育とのつながりを交流と演習の中で取り入れた。セミナー後に自分の変容を感じた参加者が多かった。 ・アイスブレイキングをセミナー最初に行ったため,参加者同士が打ち解け,その後の交流において意見が出しやすくなった。また,一人一人が話し合いに取り組む姿勢が積極的になり,グループ内の係分担を決めるのもスムーズで,討議も活発であった。 ・第一線で活躍している府中市ゆかりの社会人と夢に向かって活動している大学生を講師として招いた。講師の話の中にあった,出会いを大切にしようとする考え方や夢に向かって努力する生き方に共感する参加者が多かった。 ・今後も学校と連携し,講師の選定を行うなど,キャリア教育との連携を一層強めていく。 ・府中市内の中学生の連帯感を高めるため,市内での他の青少年対象の行事(「中学生総踊り」や「新成人を祝う集い」とどのように連携していくか検討していきたい。 |
---|
問い合わせ | 府中市教育委員会 府中市府中町27番地1 電話: 0847-43-7181 ファックス: 0847-43-6060 |
---|