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学びあい支えあい 地域活性化推進事業 【事業・学習プログラム事例】

分野:地域の教育力
事業形式:学級・講座
学習展開方法:参加型

事業の様子

事業の様子の写真1

「ガイドマップ作成」

事業の様子の写真2

「ボランティア養成講座」

事業の様子の写真3
「筆歴史・絵手紙
インストラクター養成講座」
特徴・熊野町の伝統産業である「筆」をキーワードに,ボランティア活動を推進し,地域の産業・文化を広く発信することで,地域の活性化を図る事業。
概要

《目的》 
 ・熊野町の伝統産業である「筆」をキーワードに,町で開催されるイベントを支援するボランティアを組織し活動するとともに,それを契機として熊野町ボランティアの人材バンクを作成する。
 ・熊野町におけるボランティア活動を推進し,地域の筆産業(文化)を広く発信することにより,地域の活性化を図る。

《対象》 
 熊野町民全て(ガイドマップ作成・筆歴史・絵手紙インストラクター養成講座) 熊野町内在住59歳~65歳の方(ボランティア養成講座)

《事業内容》
(1) 「ガイドマップ作成」
 熊野町内の観光スポット,筆づくり,飲食店等を紹介するガイドマップを作成するために編集員を募集。月数回のペースで集まり,他の市町村のガイドマップを参考にしながらワークショップ形式で,分かりやすくて役に立つ情報が満載となるように掲載内容の検討を行い,カメラの撮影方法やレイアウトの講習を受けたうえで,自ら飲食店等の取材も行い,自分たちがガイドをするときに役立つガイドマップを作成。
(2) 「ボランティア養成講座」
 熊野町内在住の59歳から65歳までの方々にボランティアに対する意識調査及びボランティア養成講座の案内を行い,受講生を募集。退職後に地域の活動にデビューすることを目標にして,シニアの生活設計方法や地域ボランティアの現状を学んだうえで,第一線で活躍している町内のボランティアリーダーとともにワークショップ形式で自己分析を踏まえた自分の活躍プランを練り上げていく講座を3回シリーズで開催。ボランティアを目指す人たちのためのマニュアルも作成。
(3) 「筆歴史・絵手紙インストラクター養成講座」
 地域の公民館や介護施設等で行われる絵手紙教室のインストラクターとして活躍していただく人を養成するため,町内の絵手紙大会の参加者などを対象として講座開催を案内。受講レベルを「体験」,「基本」,「初級」の3段階に分け,実技演習を繰り返しながら基本から上級へと学びながらインストラクターとしての資質を身に付けることができる講座を5回開催。

成果等【成果】
(1) 「ガイドマップ作成」
・熊野町を案内する観光ボランティアを中心にして,自分たちで考えた熊野を紹介するマップを作成することができた。
・定期的にガイドマップ作りのために集まることにより,ガイドマップに従来載せたことがなかった熊野町内の飲食店を載せ,なおかつ,編集員発案による筆事業所と飲食店の連携によるサービス提供メニューを加えたことにより,町内での観光関連事業所の関係構築とともに観光ボランティアガイドの活動範囲を拡げ,今後の継続的な活動に大きな弾みとなった。
(2) 「ボランティア養成講座」
・59歳から65歳の町内在住者に向けてボランティアのアンケート調査及びボランティア養成講座開催案内を行うことにより,ボランティアの普及啓蒙及び即戦力可能な人材の掘り起こしができた。
・ボランティア養成講座では,実際に町内でボランティア活動をしている人をテーブルリーダーとしてワークショップをしていくことにより,ボランティア活動をより身近なものと感じてもらうことができ,34名のボランティア登録に繋がった。また,これからボランティアを目指す人への指針となるボランティアマニュアルも作成できた。
・今回以降も継続して開講することが決まり,地域ボランティア活動の入門場所として大きな役割を果たすことになった。また,ボランティア人材バンクの設置により,330名程度のボランティア活動内容の提供が可能となり,ボランティアコーディネートに寄与した。
(3) 「筆歴史・絵手紙インストラクター養成講座」
・筆の歴史,現状を説明できるボランティアガイドを養成することで,観光客に対してより深く熊野を説明することが可能となり,受講者自身ももっと熊野のことを調べてアピールしようという機運が盛り上がった。また,筆の里工房や公民館などでの絵手紙講師として活躍することにより,地域住民の趣味活動の広がりに繋がった。
問い合わせ熊野町総務部地域振興課
Tel 082-820-5602 Fax 082-854-8009

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