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家庭と学校と地域を結ぶ教育の集い 【事業・学習プログラム事例】

分野:地域の教育力
事業形式:諸集会
学習展開方法:講義・演習型

講座の様子
講座の様子の写真1
意見発表の様子
講座の様子の写真2
参加者の様子
講座の様子の写真3
はらみちおさんの講演の様子
特徴

○地域の教育力向上に向けた継続した取組
・今年度で第24回を迎えたこの教育の集いは,学校,家庭,地域が連携し,地域にしっかりと定着した取組である。

○地域の方も学校や保護者と一緒に意見発表
・公民館職員のコーディネートのもと,学校,保護者と共に地域の方も意見発表を行い,地域の教育力の向上にむけ互いに学び合っている取組である。

概要

《事業の経緯》
 地域の子どもたちの課題を前に,保護者と学校がなんとかせねばという思いが高まり,学校と教育委員会が中心となり,昭和61年に教育の集いを実施した。
 集いが始まった当初,学校と保護者が中心となり行っていた発表であったが,近年は地域住民の参加を得ている。開催日として近年は教育の日に近い日を開催日としている。

《目的》
・芸北地域の問題や子どもたち自身の問題,家庭や学校の問題など,今日の教育課題を克服するために研修し,将来を担う芸北地域の青少年の健全な成長を援助する。

《事業の推進方法》
・実行委員会形式で行う。 実行委員会は,学校代表・PTA代表・青少年育成推進協議会芸北支部代表・芸北教育研究会のメンバー・自治振興課長・保護司・芸北文化ホール職員の合計22名で構成されている。

《平成21年度集いの構成》
テーマ:「子どもたちの健やかな成長を願って」

 
 

内容

具体的な内容

開会式
意見発表 保護者「地域と共に歩むPTA活動」(芸北小学校PTA)
学校「『かかわり合い』そして『まなびあい』」(雲月小学校)
地域「中山間地における学校教育の今後」(芸北分校)
※地域と学校の連携のあり方についての提案
講演 講師:はら みちおさん
演題:「母の背中の温かみから始まった人生」
閉会式

《集いに関わっての公民館職員の主な役割》
・教育の集いを開催するにあたり公民館職員は事務局として,企画会や実行委員会の設定・会場準備・要項や進行係の原稿づくり,また,当日の運営・反省会の設定等にも関わっている。
・意見発表に関わるコーディネートを公民館職員が行っている。特に地域の方の発表に関わっては,地域に出向きヒアリング等を行うなどしながら,人選に当たっている。
成果等 【成果等】 
・教育の集いを続けていくことで, 地域が子どもや保護者に関わり合い,子どもたちの生活も落ち着いてきた。また, 集いを始めた当時の子どもたちが現在の学校のPTA会員になり,活躍している。集いを続けてきたことで,家庭,学校,地域の子どもたちへの思いが1つにまとまってきている。
・ これまでの地域の意見発表では,子どもを熊から守る取組,祖父母の孫育ての取組,少年野球を地域で応援している取組など,地域で熱心に子どもたちの教育に携わる地域の人の姿が伺えた。そのことにより,地域でやらなければならないことや何ができるかということが見え,地域住民の今後の活動に繋がっていっているので是非,継続していきたい。
問合わせ 北広島町 芸北中央公民館
〒731-2323 山県郡北広島町川小田75の54
電話:0826-35-0070 Fax:0826-35-0079

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