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夏休みEAT&ARTプログラム 【事業・学習プログラム事例】

 ~小学生の食とものづくり講座~ 

分野:男女共同参画事業
形式:学級・講座
学習展開方法:参加型

事業の様子

事業の様子1
EATの部
~真剣に聞く小学生の様子~

事業の様子2
ARTの部
~陶芸に挑戦~ 

事業の様子3
ARTの部
~準備をするこねこねクラブ(※)の皆さん~
特徴 ○夏期休暇中という長期の期間を生かして,豊富な体験の中で,子どもたちに生活力と創造力を身に付けることができる多様なプログラムになっている。また,8日間という長い日数で,夏期休暇中の子どもたちの居場所になるような工夫も見られる。夏期休暇中に体験させたいことを盛り込んだ,親にとっても,子どもたちにとっても魅力あふれるプログラムである。
○参加した子どもたちは,料理や工作などの楽しい活動を通して,他校や異年齢の子どもたちとの関わりから,また,学生スタッフやボランティアサークルの方との関わりから,多くのことを学び身付けている。
○子どもたちの体験学習がプログラムの主な内容になっているが,生活する力は,男女に関わらず大切であるという男女共同参画の視点から,プログラムの目的を明確にし,事業展開にあたっている。 
概要

《事業目的》 
小学生が食とものづくりを通して,性別による固定的な役割分担意識にとらわれない生活力と創造力を身付け,将来ワーク・ライフバランスのとれる生き方ができるよう準備講座として実施する。また,長期休暇中の子どもの居場所づくりという位置づけで,親支援にもつなげる。

《事業の企画実施にあたり工夫した点》
○EAT(食事作り)もART(工作・陶芸)も,基礎を押さえつつ,普段ではなかなか実施できない内容でチャレンジできるよう工夫し,子どもたちが新たな才能を発見し自信を持つことができるようにした。
○男女混合班,男子班,女子班を作り,それぞれの班において,男女で異なる関わり方があるのかどうかを確かめられるようにした。
○子どもがレシピや作品を家に持って帰り,保護者との会話の機会が広がるようにした。
○可能な限り保護者が来館できるよう,作品を渡す機会を設けたり,子どもの様子の写真を掲示し,WEプラザにこれまで来たことのない人も訪れるように工夫した。
○親が男女共同参画の視点を持って子どもに関わる事の意識付けや動機付けを行った。    など

《平成20年の講座の内容》
《日時》
基礎編 平成20年7月29日~8月1日(10時30分~15時00分) 応用編 平成20年8月19日~8月22日(10時30分~15時00分)
《対象》
小学生男女(2年生以上) 25人
《講師》
広島酔心調理・製菓専門学校の学生,好永良子(アーティスト),WEプラザスタッフ

~基礎編~

~応用編~

内容

内容

7月29日 <EAT>
ごはんを上手にたいてみよう
<ART>
ワイヤーアート(1)土台づくり
8月19日 <EAT>
本格カレーにチャレンジ
<ART>
ワイヤーアート(1)土台づくり
7月30日 <EAT>
具たくさんのしるもの
<ART>
ワイヤーアート(2)ワイヤー創作
8月20日 <EAT>
煮物をおいしくたいてみよう
<ART>
ワイヤーアート(2)ワイヤー創作
7月31日 <EAT>
涼しいメニューにチャレンジ
<ART>
陶芸名人(1)茶碗作り(1)土台制作
8月21日 <EAT>
魚料理にチャレンジ
<ART>
陶芸名人(1)茶碗作り(1),土台制作
8月1日 <EAT>
てづくりギョウザ
<ART>
陶芸名人(2)茶碗作り(2)高台制作
8月22日 <EAT>
肉料理にチャレンジ
<ART>
陶芸名人(2)茶碗作り(2),高台制作
参加者の声 (小学生)
・楽しかったし,嬉しいことがたくさんありました。お友だちもできました。家で料理がしたいです。来年も参加してみたいです。
・粘土がつめの中に入ったので気持ち悪かったです。でも上手にできたのでよかったです。
(保護者)
・この様なプログラムが頻繁にあればいいなあと思いました。

《平成21年の講座の内容》
・平成21年度は,他の行事の関係で,4日連続講座を1回しか実施できなかった。
《日時》
基礎編 平成21年7月29日~8月1日(10時30分~15時30分)
《対象》
小学生男女(2年生以上) 25人
《講師》
広島市食農コーディネーター・広島酔心調理・製菓専門学校講師・陶芸教室講師・こねこねクラブ(※)・好永良子

内容

参加者の声

7月29日 <EAT>
日本料理を作ってみよう(おすし)
<ART>
陶芸名人になろう
「大切な人に贈る花入れづくり(1)」
(小学生)
・EAT&ARTは3回目で,毎年とっても楽しみでした。今回は食べ物の大切さなどが学べました。一日目のおすし作りでは初めてでとっても楽しかったです。家でも作りたいなあと思いました。来年は来れないけれど,ぜひ,中学生になっても遊びにきたいです。
・日頃,絵を描いたり,物を作ったりする時間がないため,時間が作れてよかったです。
(保護者)
・早速家でにぎり寿司を作ってくれました。近々ギョウザも作ると張り切っています。益々調理に興味が湧いたようです。
・最初は,上手にできるか心配だったけど,がんばってやっているうちにできてきてよかったです。
7月30日 <EAT>
中国料理にチャレンジしよう
<ART>
陶芸名人になろう
「大切な人に贈る花入れづくり(2)」
7月31日 <EAT>
「ひろしまそだち」で献立を考えよう(食事つき)
<ART>
自画像「自分の一番うれしい顔を描こう(1)」
8月1日 <EAT>
旬の食事をみんなでつくろう
<ART>
自画像「自分の一番うれしい顔を描こう(2)」
※「こねこねクラブ」は,「ボランティア活動のための陶芸入門講座」で陶芸の楽しさを体験した講座受講生の中から,それをボランティアに生かしていくために更なる研鑽を積むWEプラザの自主活動グループ。
成果等

《成果》
・EATの部では,プログラムの企画段階から,食育の専門家である食農コーディネーターの方々等,各団体と連携しながら企画することができ,事業を実施することができた。また,楽しく活動することを通して,包丁の使い方など子どもたちの調理の技術も上達した。
・ARTの部では,WEプラザの自主サークル「こねこねクラブ」の皆さんが学習の成果を生かし,子どもたちに陶芸を教えることを通して,ボランティアとしての経験を積んでいくことができた。また,作品にゆっくりと時間をかけて取り組ませることにより,子どもたちには色々な技法や素材の組み合わせなどを工夫する力が身に付いた。

《今後に向けて》
・子どもたちにWEプラザについてもっと知ってもらい,成長してからまた利用してほしいと願っている。
・保護者の方に,この講座をきっかけとして,WEプラザに興味を持っていただき,他の講座に参加できるようにしていきたい。

問合せ

WEプラザ(広島市女性教育センター) ※平成24年4月~広島市男女共同参画推進センター(ゆいぽーと)
〒730-0051 広島市中区大手町五丁目6-9
電話:082-248-3312
ファクシミリ:082-248-4476
URL:http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1318317189170/index.html
E-メール:info-w@weplaza.city.hiroshima.jp

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