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【平成29年12月22日更新】「親プロ」講座の様子 平成29年度「江田島市津久茂児童館」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

期日

平成29年10月25日(水) 10:00~11:00

実施機関・団体など/参加者数

江田島市津久茂児童館/14名

教材:「『ちゃんとしてね!』で伝わってる?」 

 講師(ファシリテーター)

梶本 典子

講座の様子

 児童館を会場とし「親プロ」講座を実施しました。当日は乳幼児と一緒に参加された方も多くおられました。
 はじめに,グループ分けを兼ねてバースデーチェーンをしました。7人ずつの2グループに分かれてもらいました。つぎのアイスブレイク「ちゃんと描いてね!」では,自己紹介も兼ねて,各自が描いたイラストをグループの中で見せ合いました。アイスブレイクをしていく内に,次第に緊張もほぐれ和やかな雰囲気が広がっていきました。
 次にワークシートを配付し教材の内容に入っていきました。
 設問1,2では各自で記入した後,グループ内で交流をしました。

講座 講座状況

 設問3はラベルワークで行いました。エピソードを書き出すときに「食事・片付け・睡眠」の3つのテーマにしぼって考えていきました。付箋紙は4色用意しました。エピソードはピンク,その時どのように対応したかは黄色,うまくいった・うまくいかなかった結果は緑,子どもや親の気持ちは青というように色分けして付箋紙に記入していただき模造紙に貼っていきました。
 ここでは時間を少し長めにとったので,グループ内でいろいろなエピソードを出し合う中で参加者同士の交流が深まっていました。「(エピソード)好きなものしか食べない→(対応)ぬいぐるみを使って食べるように促した→(結果)全部は無理でも少しは食べてくれた→(気持ち)親も怒らなくていいから疲れない,子どもも怒られずに気持ち良く食べることができる」,「(エピソード)毎朝の着替えや食事などの準備を早くしない→(対応)ひらがなでカードを作り,終わったものを動かしていく→(結果)支度ができるようになった→(気持ち)子どもも目で見て行動に移すことができる」などの意見が出されました。参加者の感想には「自分だけでは見つけられないような方法があったので,これからの子育てに生かしていきたいです」などの声がありました。
 最後に模造紙を黒板に貼ってじっくり読んでもらうことができるようにしました。何人かの参加者はしっかり読まれていました。

参加者の声

・今日からすぐに実践できることがありました。
・これから子どもの成長の過程で困ることがあったら,今日話し合ったことを思い出して生かせると思いました。
・みんなが同じように悩んでいることが分かって少し安心しました。
・「子どもの目線になって物事を考えないと」と,自分自身の子育てを見つめ直すきっかけになった気がします。
・またこういう機会があったら参加したいです。

ファシリテーターの感想

・エピソードについて「食事・片付け・睡眠」に限定したことによってエピソードが考えやすかったように思います。また,エピソードにどのように対応し,結果がどうだったかを交流したことが,参加者同士,良い参考になったようでした。
・「親プロ」講座への参加は初めてという方ばかりでしたが,みなさん真剣に取り組んでもらい,自分だけで抱えていた悩みが少し軽くなったように思いました。

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