【解説】
福山城下の夏の風物詩として今日に伝えられる盆おどりで,江戸時代末期(19世紀前半)に江戸詰の福山藩士によって伝えられたものと思われる。
名称は三味線の曲節から出たと思われ,地方(ぢかた)の三味線の二上り,胡弓の三下り,尺八の合奏にのせて,男女とも浴衣の裾をからげ,白足袋にぞうりをはき,男子は鉢巻,女子は手拭で頭部を包んで踊る。手に持った割り竹を鳴らしながら「地方」(ぢかた)の演奏に調子をあわせながら踊るこのおどりは,邦楽の正しい格調をふんだ洗練されたおどりで,みずから踊って楽しむおどりでもある。
名称 | 二上りおどり | |
---|---|---|
よみがな | にあがりおどり | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 無形民俗文化財 | |
種類 | ||
所在地 | 福山市笠岡町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和36年4月18日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 上演場所:福山市内本通り・久松通りを中心とした一帯 上演時期:8月中旬(福山夏祭り) |
|
交通案内 | ○JR「福山駅」から久松通りまで約200m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |