【解説】
本件のオガタマノキは,胸高幹囲1.97mで,現在知られている限りでは広島県内第1位の巨樹である。旧莇原村の割庄屋であった所有者の栗原家は,明治初年に起きた百姓一揆の際襲撃を受け,母屋が焼打ちされた。この時,このオガタマノキの母屋側の主幹部が焼けて損傷を受けたと伝えられているが,のち樹皮が再生して傷口をふさぎ,縦の亀裂となって過去に焼けた部分の痕跡を止めている。百姓一揆の歴史の一断面を物語る証人としても意義が大きい。
名称 | 莇原のオガタマノキ | |
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よみがな | あぞうばらのおがたまのき | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 天然記念物 | |
種類 | ||
所在地 | 三原市久井町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和61年11月25日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○山陽自動車道「三原久井I.C」から県道25号を北へ約14km | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |