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広島県の文化財 - 辰の口古墳

辰の口古墳石室
写真提供:広島大学大学院文学研究科考古学研究室
【解説】
辰の口古墳は,県北部の山間地に築造された備後地方最大の前方後円墳である。ほぼ南から北に向かって延びる低丘陵上に位置し,墳長は77mで,後円部を北側の谷平野に向けている。
 埋葬施設は,後円部頂部竪穴式石室があり,西側くびれ部からは埴輪棺が確認されている。竪穴式石室は,約2000枚の厚さ5cm程度の板石を積み上げて造られている。発見された当初から北側の小口が開口しており,石室の外にかき出された土砂の中から碧玉製管玉が出土している。
 本古墳の築造時期は,円筒埴輪や墳丘の形態,石室の構造などから,古墳時代前期後半,すなわち西暦4世紀後半頃に比定される。
 この地域は,弥生時代後期以来,吉備・出雲地方の影響を受けた地域であり,畿内勢力が両勢力を牽制するための要衝の地と評価したため,この地方の首長に大型の前方後円墳の築造が認められたものと考えられる。

名称辰の口古墳
よみがなたつのくちこふん
指定県指定
種別史跡
種類
所在地神石郡神石高原町
員数
指定年月日平成21年4月23日
構造形式前方後円墳,竪穴式石室
法量墳丘/全長77m
後円部/径南北41m,東西36m,高さ7.3m
前方部/長さ36m,前端幅24m,高さ4.9m,くびれ部幅16m
石室/内法長6.7m,幅0.8m,高さ1.1m
公開状況常時公開
交通案内○神石高原町役場神石支所から北東へ約500m
○JR福山駅前から中国バス「呉ヶ峠」バス停下車北東へ約700m
関連施設名称
開館時間
休館日
入館料
所在地
電話番号
交通案内

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