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広島県の文化財 - 豊平町中世製鉄遺跡群

豊平町中世製鉄遺跡群

【解説】
山県郡北広島町では,鉄滓(てっさい)等の散布状況などから,約200か所の製鉄遺跡が確認されており,その多くは豊平町の南半部の太田川水系である。このうち大矢製鉄遺跡,矢栗製鉄遺跡,若林製鉄遺跡,坤束(こんぞく)製鉄遺跡,槇ヶ原製鉄遺跡について発掘調査が行われ,いずれも中世の製鉄遺跡であることが判明している。
このうち,槇ヶ原製鉄遺跡,坤束製鉄遺跡と矢栗製鉄遺跡の3遺跡が県史跡に指定されている。3遺跡は,製鉄炉の地下構造がそれぞれ異なり,炉の大型化に対応して地下施設が次第に深く大型化して近世たたらへ変遷するケースと,その一方で近世たたらへつながらない技術があったことがうかがえ,製鉄史,産業史を解明する上で重要な遺跡である。

名称 豊平町中世製鉄遺跡群
よみがな とよひらちょうちゅうせいせいてついせきぐん
指定 県指定
種別 史跡
種類  
所在地 山県郡北広島町
員数 3遺跡(槇ケ原製鉄遺跡,矢栗製鉄遺跡,坤束製鉄遺跡)
指定年月日 平成9年9月25日
構造形式  
法量  
公開状況 常時公開(なかでも坤束製鉄遺跡は,「鉄のふるさと公園」として整備されている。‘どんぐり村’の側,案内板あり)
交通案内 ○槇ケ原製鉄遺跡:広島自動車道「広島北I.C」から約9.5km
○矢栗製鉄遺跡:広島自動車道「広島北I.C」から約13km
○坤束製鉄遺跡:広島自動車道「広島北I.C」から約14km
関連施設 名称  
開館時間  
休館日  
入館料  
所在地  
電話番号  
交通案内  

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