【解説】
大迫山古墳群は,2基の古墳からなり,第1号古墳は前方後円墳で,第2号は円墳(未調査)である。
第1号古墳は墳丘の全長約46m,後円部直径27m,高さ5m,前方部の幅19.5m,高さ2mである。埋葬施設は,竪穴式石室で,全長5.14m,幅1.07m~1.18m,深さ1.1mである。第2号古墳は直径約17m,高さ2.5mである。
第1号古墳は,前方部が撥形に開く。墳丘外表には葺石(ふきいし)をもち,墳丘裾には列石を巡らす。出土品には鏡(獣首鏡),勾玉,管玉,ガラス製小玉,鉄槍,鉄鏃(てつぞく),銅鏃(どうぞく),鉄剣,鉄刀,筒形銅器,矢筒,鉄手斧などがあり,鏡や矢筒は出土例が少ない。この古墳は,広島県の前期古墳を代表する一つである。
名称 |
大迫山古墳群 |
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よみがな |
おおさこやまこふんぐん |
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指定 |
県指定 |
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種別 |
史跡 |
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種類 |
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所在地 |
庄原市東城町 |
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員数 |
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指定年月日 |
平成元年11月20日 |
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構造形式 |
前期古墳 |
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法量 |
墳丘/全長約46m |
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公開状況 |
常時公開 |
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交通案内 |
○JR「東城駅」から南南東へ約1km |
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関連施設 |
名称 |
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開館時間 |
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休館日 |
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入館料 |
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所在地 |
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交通案内 |
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