【解説】
この古墳は,県道福山上下線の上下から府中に至る境界あたりに位置し,平地を東に望む比高約20mの丘陵端に築かれた前方後円墳である。全長は22.5mで,後円部は直径約14.5m,高さ約4mで,後円部の東南に長さ約8m,幅約10m,高さ約1.5mの前方部がとりついている。前方部は長さ・高さのいずれも後円部の二分の一前後の規模であり,前方部両端の張出しもつ。内部主体は,後円部の中央あたりから主軸に対して直交し,東北の墳裾に入口部をもうけた横穴式石室である。本古墳の年代は,出土遺物がないので細かな検討ができない。内部主体が羽子板状をなす平面形の横穴式石室であることから,6世紀後半頃と推定しておきたい。
名称 | 南山古墳 | |
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よみがな | みなみやまこふん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 府中市上下町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 平成元年3月20日 | |
構造形式 | 前方後円墳,横穴式石室 | |
法量 | 墳丘/全長約22.5m, 後円部/直径約14.5m,高さ約4m 前方部/幅約10m,高さ約1.5m 石室/全長約8.35m 玄室/長さ5.6m,幅2.5~1.53m,高さ2m 羨道/長さ2.75m,入口幅0.9m,高さ1.3m |
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公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「上下駅」から南東へ約4km | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
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