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広島県の文化財 - 馬取遺跡

馬取遺跡

【解説】
 松永湾沿岸には,多くの縄文遺跡が分布し,馬取遺跡はその東半部の主要遺跡である。標高10m以下の低平な丘陵端にあり,かっては直接海に望んでいたと考えられる。遺跡は東西2つの貝塚と南の遺跡包含層からなり,東貝塚では縄文時代中期・後期(約6,000~3,000年前),西貝塚では縄文時代後期,遺物包含層は縄文時代早期から晩期(約9,000~2,300年前)までの遺物を含むが,中心は中期・後期である。縄文土器のほか石鏃(せきぞく)・石匙(せきひ)・石錐(せきすい)などを出土し,古墳時代遺物では,製塩土器が注目される。この遺跡から出土する縄文時代後期末の土器は,「馬取式土器」と称され,瀬戸内海地域の標準土器とされる。現在遺跡の大部分は,土取り工事によって壊され,東貝塚の一部が保存される。

名称 馬取遺跡
よみがな うまとりいせき
指定 県指定
種別 史跡
種類  
所在地 福山市柳津町
員数  
指定年月日 昭和34年1月29日
構造形式 縄文時代中期~後期
法量  
公開状況 常時公開,史跡の一部に履い屋をして整備
交通案内 ○JR「松永駅」から「柳津方面行」バスで「新池」下車,北へ約50m(畑の中に馬取遺跡を覆ったコンクリート舎屋が見える)
関連施設 名称  
開館時間  
休館日  
入館料  
所在地  
電話番号  
交通案内  

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