【解説】
遺跡は木の宗山の中腹200mの地点に所在する。現地は狐が城えぼし岩(高さ2m)の下手わずか一坪ほどの平地で,その前面は東にむかって急傾斜する。明治24年(1891)に立石の前に横たわる平石の下から,銅鐸1,銅剣1,銅戈(どうか)1が出土した。銅鐸は高さ19.0cmで,邪視文とよばれる特異な文様をもち,古式の銅鐸とされている。銅剣は長さ39.7cm,銅戈は長さ29.5cmでいずれも実用の武器から退化した型式である。これら弥生時代(紀元前3世紀~3世紀)の青銅器は,山腹の大立石の下から発見されたというその出土状態と,銅鐸の出土地としては西端にあり,しかも銅剣・銅戈などとともに出土する点などに特色があり,古くから研究者の注目をあびた。
名称 | 木の宗山銅鐸銅剣出土地 | |
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よみがな | きのむねやまどうたくどうけんしゅつどち | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 広島市東区福田町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和31年3月30日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○「寺分・上深川方面行」バスで「大平」下車,西へ約2km | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |