【解説】
新市町の東部,神谷川と芦田川の合流地点の北側,神谷川左岸に接した標高50mの丘陵上に位置する。弥生時代後期(1~3世紀)の土器を多量に出土することで知られ,「神谷川式土器」として広島県東部の弥生後期土器の標式とされている。昭和43年(1968)には,史跡指定地の上手の丘陵一帯から,竪穴式住居跡7のほか,貯蔵用竪穴などが検出され,集落を構成することが明らかとなった。史跡指定地はこれらの下手にあって,谷を埋めた極めて厚い遺物包含層となっており,下方では縄文時代晩期後半(約2,500年前)の遺物を含んでいる。出土遺物としては,少量の鉄片,砥石のほかは弥生土器で,壺,甕(かめ),鉢,高坏(たかつき)が中心となるが,やや大形の器台もある。
名称 | 神谷川弥生式遺跡 | |
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よみがな | かやがわやよいしきいせき | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 福山市新市町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和23年9月17日 昭和24年8月2日(名称変更) 昭和44年4月28日(一部解除) |
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構造形式 | 弥生時代後期 | |
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「戸手駅」から北へ約1km | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |