【解説】
世羅町京丸地区の天神社谷の奥まった場所に位置し,小坂山と号す中世の寺院跡と言われる。盆地との比高約50m,三方を丘陵に囲まれれ,南に開けた傾斜地で,寺院跡の位置は明瞭でないが,幅50~60m,奥行約100mの広さがある。現在上手中央の奥まった所に宝篋印塔(ほうきょういんとう)と五輪塔残片があり,南西小祀(しょうし)の付近にも五輪塔,宝篋印塔多数がある。また,この寺跡を囲む東側の丘陵尾根上には,正平12年(1357)の紀年銘をもつ宝篋印塔,西の丘には応安3年(1370)の紀年銘をもつ石造七層塔婆(県重文)などがある。
名称 | 万福寺跡 | |
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よみがな | まんぷくじあと | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 世羅郡世羅町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和15年2月23日 | |
構造形式 | 中世の寺院跡 | |
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「河内駅」から「甲山行」バスで「京丸会館前」下車,北東へ約700m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |